明日からお彼岸なので、一日早く帰省しました。
13:45には本庄駅に着いたのと、台風一過の後の晴天で、せっかくだからどこかに行きたいと思い、駅に着いてから妹に電話をして貸自転車店の前で待ち合わせました。14:25には貸自転車店を出発。目的地は本庄市の近くのバラ園、あるいは早稲田大学本庄キャンパスに新たにできた博物館、本庄早稲田の杜ミュージアムで開催中の「大隈重信と渋沢栄一 展」のどちらか。途中まで道が同じなので、体力と相談して決めようと自転車を走らせました。
で、本庄早稲田の杜ミュージアムの展示を見に行く事になりました。あまりに天気が良く、突然30℃にもなり、暑くて死にそーだったので。
本庄早稲田の杜ミュージアムは無料で入れます。かつて市の民芸館と言うか博物館に入っていた縄文時代の土器や埴輪の展示が常設でされ、早稲田大学エリアの展示として、今回の「大隈重信と渋沢栄一 展」です。縄文コーナーは以前の博物館に見に行った事があるのですが、なかなか立派な品揃えです。そして本庄市の自慢の埴輪「笑う盾持ち埴輪」が3体並んで笑っています。この埴輪はいつ見ても心和ませてくれます。
「大隈重信と渋沢栄一 展」は、展示数90点。入ってすぐの所に、「友情人形 (青い目の人形) 」が展示されています。渋沢栄一が中心となって行った日本国際児童親善会で、日米の子供達の交流事業としてアメリカの子供達から日本に送られてた12,000体の人形があります。それを日本で各都道府県に分け、さらに各地の小学校に送られたそうで、その人形が市内に3体あり、それが展示されていました。埼玉県に送られた人形の写真とプロフィールが公開されており、パスポートを持っていた人形もあったようです。
それ以外のコーナーでは主に明治維新の偉人の書があり、西郷隆盛や徳川慶喜のものも展示されています。渋沢栄一から大隈重信に送った書簡が何点も展示されており、農民出身で商才で国に貢献した渋沢栄一の文字は柔らかく分かりやすいのです。大隈重信の書はもっと武張った感じがします。スペースはそんなに広くないのですが、なかなか充実したコーナーになっています。
博物館で知的好奇心を満たした後は、近くのショッピングモールで街中華を食べ、スーパーでじゃがいもと玉ねぎのセールを見つけて、妹と共同購入。なかなか充実した一日でした。