ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

あの人たちは何処に消えた

昨日、久々に新宿に行きました。都庁に近い所にある公園がすっかりお洒落になっていたのに驚いたのです。それと共に、昔あの公園に集まっていたホームレスの人々はどこへ行ったのか気になりました。

ホームレスの問題が解決したと言うのなら、それは良かったと思うのですが、本当はどうなのか?

公園にはいなかったけれど、近くの歩道に大きな荷物、寝具類を重ねた荷物が置かれており、その近くで何をするでもなくただじっと座っている男性がいました。多分、彼はホームレスなのでしょう。

ホームレスになるのは色々なルートや経緯があるのでしょうし、あえて家を持ちたくないと言う人から仕方なく住む所がなくなってしまった人まで、「ホームレス」という言葉で十把一絡げにはできないでしょう。ただ、何もせずにじっと時が過ぎるのを待っている姿を見ると、なんとも大変だなと感じます。生きていることが楽しいなら良いですが、苦行になっているとしたら、何のために今、生きているのか分かりません。住む場所、居場所を失うだけではないのが、ホームレス問題なんだろうと思います。

以前に比べてホームレスの人たちを見かけることはなくなりましたが、本当はどうなのだろう、見えない片隅にますます追いやられているのではないのか。人間が人間として認識されて生きていくのって、本当は結構大変な事なのかもしれません。

爽やかな季節に緑の多い環境を歩いて、ちょっと感じた違和感です。f:id:winewinewine2525:20230428131951j:image