金沢にやって来ました!深夜の高速バスを利用したので、早朝に金沢に到着。朝から動けるのが嬉しい。
さてさて、なんと雨降りです。またしても雨。前回訪問した際は2日滞在して2日雨でした。特に2日目は土砂降りの兼六園でした。
雨の場合は屋根のある所に行こうと、私たちがまず向かったのは石川県立図書館です。この図書館の存在を知った時は、とにかく驚いて、絶対行こうと決めていました。実際に行ってみて、あまりにも素敵でビックリ!建物がとにかく美しいし、開かれた図書館を目指されている様で、取り組みが新しく、居心地も最高。ずーっと居ても飽きないです。本の紹介も工夫があって、思わずその分野の本を手に取ってしまいそう。ゆっくり閲覧できる様に置かれている椅子も素敵で、特にソファ席が多く、ついついのんびりしてしまいそう。蓋がついている飲み物の持ち込みができます。併設しているカフェも素敵で、利用しましたがきちんとカフェとして成立していて、おしゃれで美味しいランチをいただきました。今の季節、お庭の桜が素敵です。
その後、雨降りの日対策の屋根のある所として21世紀美術館へ行きました。前回は土砂降りの2月の日曜日で人が異様に多く、全く何も見られませんでした。今回は平日と言うこともあり大丈夫だろうと、出掛けてみました。
予想は大当たりで、今回は大丈夫でした。有名な「スイミングプール」という作品が、先日の地震の影響で公開されていませんでしたが、館内をぐるっと見てまわりました。可愛い兎の耳がついた椅子が並んでいたり、館内のフリーゾーンは楽しく拝見。金沢って凄いなと思いました。図書館にしろ美術館にしろ、人々に開かれた場所を目指していて、特定の人々の居場所ではなく、広く多くの人が交流できる場となっている点で、現代の文化や教育の目指している姿をいち早く捉えている様です。
雨の為、屋根のある所。21世紀美術館の界隈はいくつも美術館や博物館があります。私たちは美術の小径を通って、お茶文化と日本美術の中村記念美術館へ行きました。小さな美術館であまり時間がかからずサクッと見られます。希望者はお庭の見えるお茶室で抹茶とお菓子が頂けます。(350円也) この美術館に来たら、絶対お茶室を利用して貰いたい。お庭が美しく、お茶とお菓子も美味しいので、本当にくつろげます。お茶に使うお茶碗は希望者5名につき5つ用意されている作家物のお茶碗を使えます。私たちの時は、あと残り1つだったので、私がそれを使わせていただきました。もちろん、通常使用のお茶碗も十分素敵です。
中村記念美術館の隣に鈴木大拙館があります。こちらはその美しい建物を見に行きました。なんだか不思議ですが、突然和風の丘の間に現れた白い建物で、実際の展示はその脇にある建物の様です。鈴木大拙 氏に全く関心がなく、とりあえず外側だけを見たのでした。
本日の金沢散策はここまで。とにかく寒くて堪らなかったので、ホテルに行きまして、早めの晩御飯。ホテル直営の居酒屋さんで、金沢おでんや、治部煮風鍋を頂きました。大浴場でひとっ風呂浴びたら、疲れが取れ、身体も温まりましたので、早目に休みます。