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映画「ザ・ラスト・メッセージ 海猿」を観ました。

 
 
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映画「ザ・ラスト・メッセージ  海猿」を10月16日に観てきました。
 
 
あらすじはきっと多くの方が書いていると思うのではしょります。
 
私、ドラマでも見ていないし、これの前の映画も観ていないので、まったくの初心者だったのですが、友人からチケットをいただいたので、見に行って来ました。
 
人気ドラマだったということで、映画の頭から、わりとすぐに事件が起こるのは、いいなと思いました。おお、さすがドラマで観客の大半が登場人物の環境をわかっている強味です。通常、出だしはダラダラと主人公の人となりの紹介があるもんですが、それがない。結婚記念日で、主人公は奥さんと子供を非常に愛しているのは良く出ています。で、すぐに事件があって、出動。
 
あとはもうこういった映画のお決まりのパターンの登場人物とのやりとり。知的で傲慢な感じの研究者 ( 途中でホロリとつせるエピソードと、けっこういい人だったんだ、と思わせる展開 ) 、気の強い女医 ( フタをあければ、失恋して現実逃避をしただけで、救助に来た主人公の愛妻家ぶりにちょっと残念な気分ながら、自分もがんばろうと思いなおす幸せ探し中の普通の女子 ) 、気のいいガテン系の青年、本当は特に海上保安官になりたかったわけでもなかった新人 ( 主人公と一緒に行動しているうちにすっかり成長 ) 、勇気とリーダーシップがあり、人に優しい海上保安官の主人公と、なんだかどこかで見たような面子で閉じ込められた施設内でのドラマが進行。
 
一方、帰りを待つ妻、対策本部のいつものやりとり、仲間たちの反応。
 
うーん、新しいところが無い。3Dで観たので、海の様子とか、怖いくらいでした。海上プラント施設で、グラグラ揺れるあたり、見ているこちらも酔ってしまいそうです。ついでに、別に対策本部とか奥さんのシーンとか、3Dでなくても良いのでは、とも思いました。くたびれるので。
 
まるで海上保安庁のPR映画のようでした。
海猿」と言うからには、もっと潜水のシーンがあってもよかったのでは。ほとんどが、プラント施設内でのアクショク・シーンで最初のうちは「ポセイドン・アドベンチャー」っぽいのかしら、とか思ったのですが、まったく違って、ドラマのスペシャルみたいな感じに落ち着いてしまいました。
心配する妻のシーンもいらない。えんえん、奥さんのシーン。いっそのことバッサリ切って、最後だけ奥さんが心配していたと、出てくるくらいでもいいのでは。
 
この映画で一番うならせてくれたのが、主演の伊藤英明の体です。よく鍛えられていて、胸板が日本人じゃないみたいに厚い。これは、脱いで見せびらかしたいですよね。この人は身長も高いのか、一見細身なのに、あの厚い胸板と腕の筋肉や後ろから見たときの首の太さは一見の値打ちがあります。
 
あとは、よくあるバニックものの映画というだけです。大ヒットしているみたいですけど、私には物足りない映画でした。