ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

日本橋、宝田恵比寿神社のべったら市

♪べったらべったらべったらよ
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ということで、10月19日・20日に開催の東京日本橋宝田恵比寿神社のべったら市に本日(20日)、行って来ました。
ずいぶん長く東京で働いたり遊んだりしてきたのに、今までべったら市って知りませんでした。何かのサイトで紹介されていて、面白そうなので行ってみました。
 
JR新日本橋の駅を出て、少し歩くとお祭りらしいちょうちんが見えてきました。
大伝馬町界隈がお祭りと化していました。宝田恵比寿神社のお祭りだということで、お参りもしました。神社と言っても、本当にここに常時あるのだろうか、お祭りの時だけ出張しているのかしら、と思わせるような造
りで、なんか即席神社っぽいなぁ、と思いました。もし、常時そこにあると
したら、なんだか江戸らしいと言うか、長屋の一間サイズと言おうか、イメージ 2
とにかく江戸っ子っぽい趣です。
 
江戸時代から続くお祭りだそうで、当初は何でも売っていたようです。ま、今も何でも売っていました。その中でも、お漬物のべったら漬けがよく売れていたとかで、「買わずに通ると着物の袖にべったら着いちゃうぞ~」と戯れながら売っていたことから、べったら市になったとか。
 
べったら漬けを売る屋台が軒を連ねていますが、お祭りには付き物の食べ物の屋台が沢山出ていて、即席居酒屋風に飲食スペースもあります。私も仕事帰りに寄ったのですが、場所柄、仕事帰りらしい勤め人風の男性グループやOLさん風の女性たちも、即席居酒屋で出来上
がっていました。強わ者は路上に座り込んで缶ビール片手に屋台で買っ
た食べ物をつまみに、数人で盛り上がっていました。イメージ 3
 
漬物屋さんと食べ物屋台以外では、紙製品の会社でトイレットペーパーとかナプキン・セットとか安く売っていたり、衣料品の店やお財布屋さん、植木屋さんとなんでも売っている感じでした。
私は、MEIDI-YAの屋台でポンヌママンのジャム ( 225g ) が、ストロベリー、オレンジママレード、カシス、アプリコットの4種類から2個で500円というので、カシスとアプリコットを即購入。
文明堂のお菓子のセールは帰りに寄ろうと思っていながら、うっかり忘れてしまいました。
 
来たからには、べったら漬けを買って帰りたいと、一通り見て回りました。
べったら付けって、食べたことが無いかも・・・。大根の漬物なのですが、麹を使って漬けるということです。味見もできるのですが、一押しという噂の皇室御用達のお店と、最後に除いたお店で、それぞれ皮付き・皮なしを試してみました。麹を使っているせいか、いい甘味があります。皮付きの方が、皮なしよりさっぱり目のような気がします。皮なしの方が、甘味が強く、柔らかい。色は真っ白。私の中で大根の漬物は、干した大根の色か、着色料を加えた鮮やかな黄色というイメージだったので、その真っ白さにちょっと感激。
 
お値段は皮付きが皮なしより少し高いようです。量り売りの店、100gの値段が書いてあり、大体一本はこのくらいになります、と提示している店、一律一本いくらの店。初めてなので、ちょっとドキドキ。皇室御用達のお店では、皮付きが一本1800円くらいでした。小心者なので、とても一本1800円で大根の漬物を買う決心がつかず、あっちこっち見て回ったのでした。
ディスカウントを始めていた店があったので、皮なし一本1000円を800円で買いました。長さが30cmくらいあるので、一人暮らしの私には多いくらいです。腐らせないようにしなくちゃ。
 
べったら漬けを買ったら、目的を達成したような満足感を感じたので、そのまま真っ直ぐ帰ってきました。
 
帰りの電車の中、あれっ、と思ったものの成す手が無く、ビニール袋の口を強くつかむのみでした。匂いは、どうにもなりませんね。後から電車に乗ってくる人が、「おやっ !? 」という顔をしたら、私の持っているべったら漬けの匂いに反応しているという具合です。
 
家で早速購入したべったら漬けをいただきました。ほのかな甘味。こんなに長くて食べきれるかな、と心配していたものの、すでに一食で1/3は食べてしまいました。当分和食が登場する機会が増えそうです。