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ドラマ「下流の宴」

NHKドラマ「下流の宴」始まりましたね。
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1回目をたまたま深夜の再放送で見て、あぁ、もう始まったのだ、と思いました。NHKのドラマはいつ始まるのかよく分からなくて、うっかりしていると見逃してしまいます。でも再放送で見たので、しっかり話しに付いていけそうです。
このドラマ、原作は林真理子、シナリオは中園ミホ。と、くれば「ANEGO」の時のコンビではありませんか。きっと面白いはず、と楽しみにしていたのです。
それにしても、ドラマだからかかなりあけすけで過激なセリフの応酬。翔という20歳の高校中退・フリーター・ゲーマーの青年を間に、その母と彼と結婚したい彼女の三角関係が今の状態。
彼の母も彼女もよくいるタイプだが、翔というキャラクターは今の若者の代表であるとともに、現実には多分よくいるタイプ、でもドラマの世界ではあまりいないタイプの青年。なんだろう、彼のように欲も無く、覇気も無く、今を漂うように生きている若者は現実には沢山いると思う。でもな、ドラマだと、それでは展開のしようが無いから、今まで出てこなかったキャラクターなんだろうな。
今後、「こちら側」と彼の母が決めた中流以上へ息子を引き戻そうとする母親のエゴと、「あちら側」とされる彼女の側への綱引き合戦が繰り広げられることだろう。
それにしても、主演の黒木瞳はこういう見栄っ張りな主婦の役って似合っている。髪振り乱して感じが、なんかこの人って思う。
火曜夜10時が楽しみになった。