気づいたらもう九月。
今年もあと4ヶ月。後半戦真っ只中ですね。
8月の総括もしないうちにどんどん月日だけたってしまうのに不安を感じます。
今年の8月はあっけなかった。お盆からこっち、世間のお父さんたちが言う「家族サービス」的なことで毎週末が費やされていたので、そう感じるのかも。
それにしても今年のお盆は久々にのんびり。親戚の新盆へ行ったのと、自分の家の仏様のお迎えとお坊さんが来てお経をあげてもらうのとが終わってからは、のんびり。叔母たちがお線香をあげに来るまでひたすらマンガ版の「トーマの心臓」を熟読。つい先日、小説版を読んで、オリジナルを読んでみたくなった為、生家に帰ったので大切に保管していた単行本を引っ張り出して耽溺。ついでに「11月のギムナジウム」も再読。もう止められない止まらない状態で「ポーの一族」2冊も読み、翌週滞在した時に、「ポーの一族」の残り3冊も読破。
ずっとずっと学生の頃、愛して止まなかった作品を年を経て読んでみても、まったく色あせないのはすごい。本物ってこういうことだなとつくづく思う。好きな物って、ずっと変わらないのだなと感じます。
しばし、学生時代に戻ったような、まるで夏休みをのんびりすごしているような錯覚にすら陥りそうな至福のひと時でした。
さて、そろそろまた現実世界でがんばらないと。年とともに頑張りが利かなくなっているこの頃。現状に満足はしていないので、今より少しでも理想に近づけるように努力しなくちゃ。ちょっと厳しい、初秋です。
