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甘い生活を目指しています。

高麗の巾着田にて曼珠沙華の真っ赤なカーペットを堪能

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日本一の曼珠沙華の群生地、埼玉県日高市巾着田に行ってきました。
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西武池袋線の飯能で、秩父線に乗り換えて2つ目の高麗駅で下車。秩父が近いので、山に来た、という感があります。高麗駅に降りると、曼珠沙華の赤いポスターが沢山貼られ、ウェルカム・ムードです。駅に面した広場で、散策地図などをいただき、いざ出発。満開を迎えているようで、巾着田を目指す観光客でごったがえしています。人の後についていくと、自然と巾着田にたどり着きます。
 
途中の道にもお店が出ていて、シーズンの農産物を売っています。栗が特産品らしいです。その趣がのんびりしていて、ふとバリ島のウブドの小路に出ているお店を思い出しました。そして、道々すでにあちこちに曼珠沙華が咲いています。
 
高麗駅から15分くらい歩いて高麗川にかかった鹿台橋の辺りまで来ると、川の向こうにちらちらと赤い色が見えてきます。橋を渡って、川に沿って歩いていくと、もう、これでもかの赤い景色。川の脇の道だけでもとても綺麗に曼珠沙華が咲いています。しばらく行くと、巾着田の入り口があり、200円の入園料を払って入ります。
 
もう、何とも言えません。一面真っ赤な曼珠沙華のカーペットが敷かれているようです。花が沢山咲いている風景を見ただけで、こんなに幸せな気分になろうとは思いもしませんでした。とにかく一面真っ赤っか。行けども行けども真っ赤なカーペットです。そして、曼珠沙華の赤い花の色と茎の緑、木々の緑と茶色というのが何とも美しいコントラストを成しています。自然というのはすごいもので、なんともセンスのいいデザイナーです。
 
園内にドレミファ橋というのがあるのですが、川の水位が増すと自然に解体されて流される造りになっているとかで、現在、橋の土台のコンクリートがむき出しで川を横切って並んでいるだけで、橋の板だった部分は岸に打ち上げられており、見物客がそれぞれに座っていたり、お弁当を食べていたりしており、川の対岸へは渡れません。対岸へも行ってみたかったのですが、この川は澄んでいて綺麗な景観です。
 
曼珠沙華のカーペットの向こうに広場があり、現在「曼珠沙華祭り」というのをやっていました。沢山売店が出ていて、食べ物だけではなく、農作物やまな板やTシャツなども売っています。「高麗鍋まつり」というのをやっていて、何店舗か食べられる店も出ていました。
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高麗鍋というのは、日高市で現在売り出し中の郷土食で、地元の野菜を沢山使うらしいです。実際、食べてみましたが、豚汁に白菜キムチが入ったようなもので、美味しいです。割と薄味で食べやすいと思います。
 
この辺りは、高句麗の方たちが渡来して入植した場所だそうで、色々と韓国朝鮮の文化が色濃く残っている場所だそうです。そこで、郷土食もキムチが入るということでしょうか。
 
イベントもやっていました。最初、バンドの演奏だったのですが、その後はよさこいのチームが2つ、登場しました。一つは飯能、もう一つはイメージ 4
日高のチームだそうです。日高のチームの衣装は韓国風で、見たと
きはてっきり何か韓国の踊りでもやるのかと思ったのですが、よさこいでした。
 
曼珠沙華公園を出ても、巾着田には色々あって、コスモスの群生地も覗いて見ました。コスモスの群生地では、コスモス20本で200円でお花摘みができます。広い中から好きなコスモスを摘んで花束にしている方が何人もいました。
 
牧場もあって、馬が4頭、各エリアにいて、一カップ100円の人参のエサを買って与えることが出来ます。馬の餌やりって初めて。私もやってみイメージ 5
ました。可愛いですね。ボリボリとよく噛んで人参を食べていました。ま
た、エサ売り場の近くでは、ポニーにも一回り100円で乗れるので、子供がひっきりなしに乗っていました。白いポニーに人参をあげたかったのですが、子供を乗せるのに忙しくて、人参をもらうどころではないようでした。通りを挟んで馬場があり、こちらではきちんと乗馬の訓練中でした。
 
曼珠沙華公園の脇からあいあい橋を渡って、高麗駅に向かいました。あわよくば日高市を少し観光しようと思っていたのですが、巾着田だけで十分時間がかかり、他は次回に持越しです。日高市にはハイキング・コースがあるので、そのうちハイキングに来たいものです。
 
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さて、途中て゛むささひ亭というカレー屋さんによってお勧めのチキン・カレーをいただきました。辛さレベル2でも十分辛かったです。このお店は、金土日しか営業していないそうです。具財がピューレ状でよ~く煮込まれている感じです。辛いけど美味しくいただきました。
 
ちょっと行くのに遠かったけれど、楽しい遠足でした。