演目は次の通りです。
1.Allegro vivace assai
2.Menuetto,Moderato
3.Adagio
4.Allegro assai
1.Allegro ma non troppo
2.Andante
3.Menuetto
4.Allegro moderato
1.Allegro ma non tanto
2.Dumka,Andante con moto
3.Scherzo ( Furiant ) , Molt vivace
4.Finale,Allegro
澤クヮルテットは以前、第1ヴァイオリンの澤さんが毎年川口市民会館で開催している「小さな音楽界」で聴いたことがあって、今回同じ市内の音楽ホールのリリアに登場ということで、気になって聴きに行きました。後半で登場のピアノの仲道郁代さんも、リリアで過去に聴いた事があり、勝手ながら身近に感じておりました。
さて、演奏ですが、円熟の演奏、という感がありました。弦楽四重奏っていいな~って思います。何がいいかって言うと、小ぢんまりしているのに、そこで奏でられている曲はかなり深い様相を見せてくれます。オーケストラも好きだけど、しみじみ感という意味では弦楽四重奏ですね。
そしてそこにピアノが加わっただけで、あら不思議。急にパッと花が咲いた感じなのです。特に今回見た目もそんな感じで、澤クヮルテットの面々がおじさまたちですので、そこに紅一点、仲道さんが加わると本当に花が咲いたようでした。
曲も、私は初めての曲ばかりで、楽しませていただきました。今回、私が最も楽しめたのはドヴォルザークの「ピアノ五重奏曲イ長調 Op.81」です。ドヴォルザークらしく民俗音楽風な趣で、聴いていて楽しい曲でした。
来場しているお客さんは、割と年配の方が多かったようです。楽しい一夜でした。