ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

国際女性デー 埼玉の講演の騒動

本日3月8日は国際女性デーなんだとか。
 
いったい何の日なんでしょう ? 女性のことを考える日ってことでしょうか ?
 
どうやら「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念の日らしいです。そんな政治的な意味のある日だったとは。
 
でもいったいどんなイベントとかあるのやら、ちょっと調べてみたところ、あまり何かをやっているわけでもないようです。むしろ、10月のピンク・リボンの方が、色々イベントがあって盛り上がっているような気がします。
 
今年は、なぜか原発問題と絡めての講演などが多いようです。あっ、昨年までがどうだったかは知らないのですけれど。
 
その中で埼玉県教職員組合等が主催する講演会の「さいたさいたセシウムがさいた」というタイトルが不謹慎だとさんざん非難されたようです。でも、ニュースをよく読むと発案者のアメリカ人詩人のアーサー・ビーナード氏によると「花が咲いて楽しく迎える春を、原発事故が台無しにしてしまった」ということを伝えたかったとか。それだったら、以前の「セシウムさん」というテロップの件とは、まったく意味が違ってくると思うのですが、なんだか大騒ぎしすぎのような気がします。
 
結局、埼玉県教職員組合ではチラシからその文字を削って作り直したらしいです。
 
被災者の気持ちを逆なでする・・・と大騒ぎしている人たちは言っているみたいですが、本当に被災した人たちよりも、むしろ被災したわけでもないのに放射線量について過敏になっている人たちが騒いでいるのでは、と思うのです。だって、実際、例えばセシウムを吸うというひまわりを被災地に植えたら、ひまわりが咲くという意味ではセシウムが咲いているということでもあるわけです。
 
言葉尻を捉えてとやかくたたくより、講演の中身に注目した方がよいと思います。どう考えても、面白半分などではなく、原発批判の一節と聞こえます。そのように捉えられないなら、それはその人が過敏になりすぎていて余裕を失っているのです。
 
最近の日本は、言葉尻を捉えての揚げ足取りとかが、多いように感じます。原発というような問題に対しては、誰だって憤っていたり、心配だったりするのですから、つまらない騒ぎは控えたいものです。
 
この講演、興味を持ったので参加してみたいと思い、ネットで検索したものの見つかりませんでした。どんな講演会になるのやら。いずれにしろ、講演者や開催者の主旨はきちんと汲める耳と心と知性を持ちたいものです。