早朝よりサッカー コンフェデ杯の日本VSメキシコ戦を見ていたので、いささか寝不足です。サッカーは残念でしたね。
寝不足と言いつつも、本日は東京大学フォイヤーヴェルク管弦楽団の第29回定期演奏会を聞きにすみだトリフォニーホールへ行きました。今回はドイツの作曲家による19世紀前半のドイツ音楽の特集ということです。演目は下記の通りです。
Ⅱ. Allegretto scherzando
Ⅲ. Tempo di Menuetto
Ⅳ. Allegro vivace
Ⅰ. Sostenuto assai - Allegro ma non troppo
Ⅱ. Scherzo. Allegro vivace
Ⅲ. Adagio espressivo
Ⅳ. Allegro molto vivace
1曲目の「真夏の夜の夢」序曲 ホ長調はきらきらした感じの音が散らばっている曲で、よく晴れた真夏の夜の森が見えるような、そこを渡っていく風を感じられるような曲でした。2曲目はなんだかベートーヴェンぽくない感じなのですが、やっぱりベートーヴェンだなと結局納得させられるような力強さがあり、陽気な感じでありながら落ち着きもあり、ドイツってこういう感じなのかな、と感じました。この曲もとても楽しめました。休憩を挟んで3曲目のシューマン。今までシューマンってあまり聞いたことが無かったのですが、なんだかドイツね、と分かったような分からないような納得をしてしまいました。新鮮でした。
今回の演奏会も満員で大盛況でした。比較的年齢層が高めのお客さんが多いようです。私の席の周りは、出演されている方のお知り合いや音楽関係の先生とお弟子さんたちの集まりだったようで、和やかなお社交の場と化していました。
ドイツの特集ということですが、爽やかなドイツの森をイメージさせるような演奏会だったと思います。日本のムシムシする夏と違って、曲が書かれた頃のドイツの夏はさぞや爽やかな季節だったんだろうなと、未だ訪れたことの無いドイツの森にしばし思いをはせて、心地よい時間を持てました。
次回も楽しみにしています。