ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

人形町のせとものいち

実は、今私がアルバイトに通っている会社は人形町の近くにあります。この会社に来るまで、人形町に行ったことがなかったのですが、東野圭吾さんの「新参者」という小説の舞台です。ドラマ版では、主人公の刑事を阿部 寛さんが演じ、ロケも人形町で行われたようです。有名なのは水天宮という神社です。この人形町には「せとものいち」が毎年立つと会社の人に聞いていまして、楽しみにしていました。今日から3日間が、いよいよお楽しみの「せとものいち」です。今日は、会社が終わってから、早速行ってきました。ちなみに、午後8時まで開催とのことです。
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さて、地下鉄の駅の出口近くから、水天宮に近いところまで、大通りの両側に各店舗のテントが立っています。道の角はガラスのお店で、最初に覗いたお店は骨董のお店でした。私、骨董に興味が無いためどんどん進んでいきます。各店舗、それぞれ特色があります。ご飯茶碗を沢山商っているお店、湯のみばかり、急須ばかり、というお店。各地の有名な陶磁器を扱っているお店、ガラス器のみのお店、陶磁器は扱わず、食卓周りのお箸や塗り物だけのお店。高価な商品を扱うお店から、スーパーの食器売り場のような商品だけのお店まで、もう色々。
 
ただ各お店を覗いているだけでも楽しいのです。私がぐっときた商品を扱っているお店がいくつかありました。一つは書店の前に出ていた織部焼きを沢山扱っていたお店。織部って好きなんです。でも、結構いいお値段です。現在アルバイトの身なので、「あぁ」と溜息をつきつつ、買い控えます。もう少し進んで、偉人柄の食器を扱っていたお店がありました、もう、ここでも悶絶。偉人柄、大好き !! 「青花」というブランドのようです。ここでも「あぁ」と溜息をつきつつ、買いません。
 
だって私、食器はもう十分持っていて、増やしたくないのです。今後の生活では、本当に気に入ったものだけ身近に置こうと思っていて、できるだけ物を持たないようにしようとしています。でも、今ですら持ちすぎていて、私一人にこの食器の数は多すぎる、と言うくらい持っています。それなのに、なぜ「せとものいち」へ行くのか ? 楽しいからです。
 
どんどん見て行きます。途中、木のスプーンのセールをやっている店があり、大きいサイズは\200、小さいサイズは\100ということなので、大きいサイズを2つ購入。今年の冬にシチューを頂く際に使いたいなと思います。木のカトラリーはずっと欲しくて、出ているとついつい見ていたのですが、今まで買わずにいました。本当に必要か、という問いかけに疑問が残るからでした。でも、この機会に購入してみました。
 
急須の専門店もあり、実は急須もずっと萬古焼きの紫泥の急須が欲しいなと思っていて、ちょこちょこ見てはいたのですが、これもまたしても本当に必要か、という問題に突き当たり、未だに買えずに居るのです。それにもしかしたら生家にあるかもしれないし。それで今回も見るだけ。
 
通りの反対側も一軒一軒覗いてみました。そして、こちら側でも気になるものが色々。一度、最後のテントまで行き、やはり欲しいと戻りました。
 
買っちゃいました。どんぶりです。当初、購入する予定はなかったのですが、そのフォルムの美しさと手書きで描かれた絵が気に入ってついつい買うことに。どんぶりと言っても、割と小ぶりです。お店の方は「お茶漬け食べるのにもいいですよ」とのこと。通常のどんぶりというのは、下膨れとでも言いましょうか、ぷつくらした形が大半だと思うのですが、これは直線的に脇が立ち上がっています。お店の方によると、お箸で食べるのに食べやすいとのことです。絵付けの方法とか釉薬のつけ方とか、詳しい説明がありましたが、素人なのでそのヘンはよく分かりません。ただ、外見に惹かれて購入することにしました。このお店では半額にしてくれました。税込み\2100のところ、\1000でいいとのこと。2つしかなかったのですが、1つ買いました。だつて家には既に2つのどんぶりがあるので。
 
こうしてめでたくこのどんぶりは、我が家の仲間入りです。何を入れて食べようかな。
 
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お店によっては3割引くらいにはなっているお店が多くありますので、ひやかすだけでも出かけてみたら楽しいと思います。7日までですので、明日、あさって、水天宮や日本橋あたりに遊びに来られる方は、どうぞお立ち寄りください。宝探しのようで、楽しいですよ。そして、本当に掘り出し物があるかも・・・です。
 
 
「せとものいち」のテントの様子。
  戦利品。どんぶりは淡いペパーミント色の地です。