ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

インターン・シップの導入

今私がアルバイトに行っている先に本日より一週間、インターン・シップで学生さんが1名来ることになりました。今朝、さっそく男子学生がやって来まして、午後から早速、販売担当の人についてお得意様周りに出かけました。夕方、付き添いの担当の方と学生くんと二人ともニコニコしながら帰ってきたところを見ると、楽しく行ってこられたのでしょう。彼は一週間、会社の中の色々な部署を体験するのでしょう。
 
それにしても、たった一週間、ある企業に行ったくらいで、いったい何が分かるでしょうか。その業界研究になるのでしょうか ? 普通に働きに来ている人というよりは、たった一週間ということもあって、どうしてもお客様扱いです。インターン・シップという制度自体の導入は、無いよりもはるかに良いとは思いますが、期間が短すぎるのではあまり役に立たないのではと思います。せめて3ヶ月とか半年とか、一つの業界にどっぷり漬かってみないと、何も見えてこないのではと思います。
 
学生の方たちも、せっかくなのですから、興味のある業界でしばらくアルバイトをするなりしてから就職活動をした方が、無駄なあこがれが無くなって、むしろ良い選択ができるはずです。もっとも、希望の業界でアルバイトできるかというと、まず採用になるかどうかという問題もあります。そんな時、学校の就職課なり就職プログラムなりが仲立ちするなり、ハローワークの若年層対象のブログラムなりでインターン・シップでまとまった期間の職場体験ができれば、こんなにいいことは無いと思います。
 
いずれにしろ、インターン・シップでやって来るくらいなのですからやる気はあるのでしょう。たった一週間とはいえ、何か得て帰って欲しいと思います。少なくとも私が学生の頃には無かった制度だし、そう考えると現代はそう悪いことばかりではなく、就職を目指す学生に対しては以前よりずっと手厚い制度も出てきているのだと思います。
 
新卒の学生さんも就職活動は大変でしょうが、私も負けずに就職活動をしていこうと思います。