ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

未知との遭遇に沸く 「深海」展

チケットを頂いたので、現在、国立科学博物館で開催中の、大人気の「深海」展へ、友人と行ってきました。
 
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すごく混んでいると聞いていたので、9:00から始まるところ、9:00に入り口で集合。私は5分前には着いていたのですが、その間にあれよあれよと言う間に人が集まりまして、長い行列が出来てしまいました。友人がやって来て、行列に並んだ時には既に80分待ちの札が出ていました。
 
並ぶこと80分、じっさいはそこまで時間はかからなかったと思うのですが、やっと中に入りました。もう、そこから混んでいて、何を見ているのか判りません。ついでに、深海ですから、その暗さを演出すべく、会場全体が暗く、益々何を見ているのやら。
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入ってすぐのコーナーでは深海はいかに暗いかというような説明だったようなのですが、混んでいてその説明版も読めないので、どんどん進み、次のコーナーでは有人潜水調査船「しんかい6500」の原寸大模型の展示がありました。コックピットと言うのでしょうか、人が乗るところは結構狭くて、そこに3人乗るらしいのですが、かなり窮屈な様子です。深海では水圧でチタンの様な硬い物質もへこんでしまうとのことで、それに耐えられる構造になっているようです。前面に調査に使うアームと吸い込みホースのようなものが着いています。このコーナーでは、潜水服の展示もあり、「あまちゃん」に出てくる南部ダイバーの潜水服をもっとモダンにしたような感じです。
 
次では、深海に生きる生き物の紹介。真ん中の大きいところだけ見えたので、周りの展示はすっぱりと諦めて前進。
 
いよいよ目玉のダイオウイカの展示です。天井に近い所に実物大のイメージ 3
模型が展示されています。あぁ、これが・・・と思うほどのデカさです。ただ、デカい・・・というだけで、それ以上の感想はありませんでした。その反対側にはマツコウクジラの頭部の模型があり、これも巨大で、最初どういう向きなのかもよく判らない始末。
 
NHKの「深海」の映像が見られる大型スクリーンで、4分間の映像にてダイオウイカの動きなどを堪能。
 
評判のおみやげ物ショップに寄って終了です。噂には聞いていた実物大のダイオウイカの縫いぐるみがどど~んと鎮座ましましておりました。その棚の下の段は、イカの縫いぐるみ、その手前の台にもイメージ 4
色々な種類とサイズのダイオウイカの縫いぐるみの山がありまして、意外なことに触ってみると結構可愛いのです。見ていたお客さんが写真撮影したりしていました。
 
イカを使ったお菓子などもありました。深海の生物たちのイラスト入りのノートなどもあり、おみやげ物は充実しています。
 
「深海」展のチケットで常設展も見られるので、私たちはそちらも覗いて来ました。
 
とにかく、「深海」展は混んでいます。しかも暗いので、泣き出す幼児イメージ 5
や、帰りたがっている子供もいます。子供連れで来ている家族も多いのですが、少なくとも何を見ているのか分かる位の年になっている子供をつれてくる方がよいのでは、と思いました。あまり幼いと、ただ混んでいる暗い空間に行った、くらいにしか感じられないでしょうから。
 
私たちは13:00頃、国立科学博物館を後にしたのですが、その時も長蛇の列で、最後尾は博物館前の公園スペースになだれ込み、110分待ちになっていました。来ているのは老若男女ですが、比較的若い人が多く、若いファミリーも多かったです。こんなに日本に深海ファンが多いとは驚きです。今、NHKで番組の再放送をしたら、かな
り視聴率がよいのでは、と思います。
 
展示は色々丁寧に構成されていたのであろうと想像しますが、混みすぎていて正直言って、何を見たのかよく判りませんでした。入場制限するなり、予約制として一回に会場に入れる人数を決めるなりしないと、せっかくの展示なのに見ることができずに、残念な気持ちが残りそうです。
 
それでも、科学に関心を持つ人々がこんなに多いということは、なかなかよいのでは、とは思いました。私たちはそのまま昼酒になだれこみ、イカ丸干しをいただきました。イカ尽くしの一日でした。
 
 
「しんかい6500」の実物大模型。
  潜水服。
  ダイオウイカ
  深海の生物コーナーの蟹。
  おみやげコーナーのイカや深海の生物の縫いぐるみご一同様。