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国立科学博物館の天体観望

本日は、国立科学博物館で開催の「夜の天体観望」へ行ってきました。

18:30から約2時間実施とのことで、受付時間は18:30~19:30です。仕事が18:30までなので、大急ぎで上野に急ぎました。19:10頃に4階の天体望遠鏡のある会場に到着。ドーム型に一部切れ目が入っているような形の屋根がついているこの観測場では、大型の天体望遠鏡が入り、私が着いた時には木星を観測していました。望遠鏡の周りにぐるっと行列を作ってしばらく待って、タラップを上がって望遠鏡で覗きます。

木星は縞模様があるんだよな、くらいの知識でしたが、初めてご尊顔を拝した木星には、きちっと縞模様がありました。なんだか、すごく嬉しいですね。木星の周りに4つのお供の星も見えました。

参加しているのは、大人が大半ですが、女性がやや多いようでした。小学生の男の子を連れた家族が数組いて、子供が一番詳しく、いろいろと説明していました。係りの方に質問すると、丁寧に答えてもらえるので、素人でもとても勉強になり、また天体に関心を深めることになりました。

木星を見た後、天王星を見ました。天王星木星に比べると小さく輝いていました。天体望遠鏡を調節する際にお目当ての星の方角に、PC操作でまず天体望遠鏡が動きます。その後、建物の屋根の部分が動きまして、観測しやすい位置に合わせます。ドーム型の屋根が動くのは、ちょっと驚きました。建物自体は昭和に建てられたとのことなので結構年季が入っているらしいのですが、それなのに屋根が動くシステムに驚きです。

外では星雲を見ていますよ、ということで、その建物の外にあるバルコニーのような空間へ移動。望遠鏡のサイズはもっと小さくものの、いくつもの望遠鏡があちこちに設置されていて、担当の方が付いて調節したり説明をしてくれます。いろいろな星雲や正座に輝く星を詳しい説明付きで覗きました。説明が上手なのでよく分かりました。いろいろ質問もしてしまい、実際にその星を見るというのは楽しいものです。

「中で月を見ていますよ」とのことで、中に戻り、再び大型天体望遠鏡で月を見る列に加わりました。月のそのあばた面を見てやろうじゃないの、ってなもんです。そして、いや~、驚きました。こんなに大きなサイズで月を見たのは初めて ! 昨日は満月だったので、今夜も大きく明るい月でした。天体望遠鏡で覗いた月は月の右下1/4くらいなのですが、まるで月が「ハイハイハイハイ、これでどう ? 」とばかりに望遠鏡の向こう側に顔を押し付けている様なサイズでした。月の表面のデコボコまでくっきりと見て取れます。まるで作り物の様にすら見えました。すっかり月に親しみが湧きました。

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20:30頃に終了しました。

寒かったものの、とても楽しい観望体験でした。定期的に実施しているので、また参加したいと思います。