ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

「MOZU」に浸る午後

4月に始まったドラマが順次終了していきますが、なかなか毎週見られず、録画したものの溜まってしまっていた話題作を今日は選択しながら見てしまうことにしました。

延々何回も洗濯機を廻したので、今日の午後一杯、ドラマ鑑賞タイムとなりました。
 
ずっと見ようと思いながら、見そびれていたのは「MOZU Season1 百舌の叫ぶ夜」です。始まる前から評判が高く、話題になっていた作品ですが、4話までどうにか見たところでそれ以降溜まってしまっていました。そこで5話から最終話まで、今日は一気にやっつけました。
 
このドラマ、毎週たらたら見るよりは、時間のある時に一気に見たほうが話が分かりやすいと思います。1話ずつでは、前回どうだったかな~と、うっかりすると忘れています。私たちも、このドラマを見るだけの生活ではないもので、なかなか前回を覚えてもいられません。もちろん他の刑事物も見ているので、話がごっちゃになってしまうことも。
一気に見れば、前回どうだったか心配する必要もなし。
 
そして、今日、怒涛のごとく見てみて、このドラマは面白かったです。映像もアクションも凝っていた。殺し屋なんて、見た目は華奢な青年なのに、一人必殺仕事人かと思うほど、むちゃくちゃ強い。いや、ターミネーターか。とにかくどんなに痛めつけられても死なない。不死身です。
 
ついでに、「あらっ、貫地谷しほりって出ていたの ? 」と思ったほど、殺し屋役の池松壮亮がそっくりでびっくり。
 
公安の巡査部長役の真木よう子のかっこいいこと ! 凶悪犯にも立ち向かうアクション・シーンにしびれます ! さすが、「SP」に出てただけある。ただの美人巨乳女優じゃないってところを見せてくれます。
 
公安部部長役の生瀬勝久、警務局特別監察官の小日向文世の二人は相変わらず不気味な存在感を漂わせて盛り上げてくれます。
 
大和田常務ではない香川照之、裸だけではない西島秀俊の二人も渋く、警察の暗部へと徐々に切り込んでいくのですが、一つの事件がなんとなく収束を迎え、続きはWOWOWへ。
 
WOWOW放送分もそのうちTBSでやってくれることを期待しています。
 
喫煙シーンが多く、事件解決前に肺がんで死亡してしまうのでは、と心配していましたが、きちんと最後まで元気でした。今の時代、タバコをムードを盛り上げる演出に使う必要はなく、そんなものなくても十分、作品のムードを壊さず盛り上げるだけの演技ができる役者が出ていると思っています。演出陣はそのあたり、再考してもらいたかったです。よく、70年代のフランスの映画などでは、台詞が少なくタバコをくゆらせることで、無言で語らせるような演出が多かったと思いますが、日本のテレビドラマはセリフが多いので、そんな間はいらないのでは、と思います。なにより、今の日本の健康ブームに反しています。
 
と、まあ、何はともあれ楽しく拝見いたしました。とても充実した午後でした。