ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

景気は回復しているのか?

昨日、帰宅途中の自宅近くで信号が変わるのを待っていた時の事。

女性の2人組みが話していたのが聞こえました。2人は30代から40代位で、どこにでも居る主婦という感じです。一人が主に話して、片方が聞き役です。

その話しがすごくて、ついつい耳をそば立ててしまいました。

「仕事がシフト制なんだけど、月13日しか入れていない。とてもやっていけないので、夜の仕事を始めた。仕事が6時までで、夜の仕事が9時から3時まで。帰ってまたすぐ朝から仕事に行く。夜は週2回しか入れてないので、もう一つ夜の仕事をするつもりだ」

彼女は、いつ寝ているのでしょうか?ダブル・ワークどころか、更にもう一つ仕事をしないと、と言っていましたが、健康、大丈夫なのでしょうか?

知り合いでもなんでもないのですが、あまりにも過酷な労働に、一体どうなっているのかと、好奇心を掻き立てられます。

GDP増大だなんて、一体何処の国の話しでしょう?景気が良くなってきたのは一部の大手企業だけで、まだ大半の中小零細企業には効果が波及してきていません。

特に非正規雇用で働いている人たちは、賃金が上がるのも最後の最後でしょうし、上がらない可能性すらあります。

それなのに物価だけ何と無く上がっていて、本当に生活が苦しい。

これから先、仕事を複数持つ人がぐっと増えるかもしれません。世の中、世知辛いから。それでも、健康には気をつけて乗り切っていかなくちゃ、ですね。

最低賃金がどう考えても安過ぎるのでは。最低賃金では、生活が出来ません。人間としてまっとうに生きていける位の金額に設定してない最低賃金って、おかしいです。生活保護の方が金額が高いなんて、絶対おかしい。だから、やる気を無くして生活保護を受けようとすると人が居るのです。

幾つでも掛け持ちしてでも働こうという人は健気です。真面目に頑張る人が報われる社会になると良いのですが、あまり期待出来ません。せいぜい、庶民はどうにかやりくりして、頑張っていくしかないのでしょうね。

溜息・・・。

あの信号待ちの女性には健康に気をつけて、との言葉を送ります。