31日の病院の予約が9:10と早かったので、例の如く前日、仕事の後で帰省しました。22:30頃生家にたどり着いて、茶の間に腰を下ろしてすぐ、急に具合が悪く成りました。
お腹が痛い！何かに刺されたみたい・・・。チクチクというかチリチリとした痛みで、幹部を見ると赤くなっているのです。弛みのある麻のパンツを履いていたのですが、ツツーと何かがパンツの中を脚の下に降りたなと思ったら、左脚の膝の少し上に痛みが！あっとパンツの上から何かを抑え、大急ぎでパンツを脱いで、正体を暴こうと「紙！紙！ティッシュ‼」と叫んだら、妹がかなり緩慢な動きでトイレットペーパーをちぎったものを差し出してきました。「それじゃ、間に合わない！もっとも‼」と叫んだら、妹が少し長めにちぎったトイレットペーパーを差し出しました。取り押さえた虫を生け捕りにしたところ、なんとムカデでした。
まさか家の中でムカデに噛まれるとは思っていませんでした。生家にムカデが出た事は無いので、駅から家の間の何処かで拾って来てしまったのでしょうか？
ムカデに噛まれた事が無いので、何をどうしたら良いのかわからず、とにかく虫刺されの薬を妹が探したところ無く、とりあえず塗っておけば、と出して来たのは虫除けのローションです。噛まれた後では効きそうも無いので、更に探したところ、オロナインH軟膏があったので、とりあえず塗ってみました。
しかし、お腹4箇所、脚1箇所の幹部は赤く腫れてしまい、痛いのです。お腹は脂肪が多いせいか、余りひどくは無いのですが、問題は脚です。
不安なので、ネットで調べたところ、ムカデは毒を持っており、噛まれるとまれにアナフラキシー・ショックで亡くなり場合もあるらしいです。噛まれたら、直ぐに40℃くらいのお湯で、石けんを使って幹部を洗い、20分くらい、ムカデの毒を洗い流す様にとの事。その後、そのままにして、赤みや腫れがひかない場合は皮膚科へ行く様にとの事でした。
直ぐにシャワーに直行。お湯と石けんで噛まれたところを洗い流しました。お腹は結構直ぐによくなった様で、一安心したものの、脚の方が腫れていて、痛みもあり、ドキドキしました。翌日、良くならなかったら皮膚科に行く事にしました。
翌日は父の通院の付き添いで早朝から拘束されるので、病院から帰ったら、市内の皮膚科のある病院へ行く事にして、出かける事にしました。
余りの暑さに、エアコンで冷えた茶の間でそのまま妹と雑魚寝をする事に。「明日の朝、私が冷たくなっているかもよ」と言ったら、妹が「ムカデで死んだのか熱中症で死んだのか分からないよね」と言ってました。
翌日、出かける前はまだ痛かったものの、昼頃には良くなっていたので、そのまま放置していますが、2日後の今日、跡が残っているものの治っています。
本当に驚いた体験でした。長く生きていて、初めての体験でした。年をとってくると初めてが少なくなってきますが、こんな初めては体験したくないですね。
