ドラマ「美女と男子」が、最終回でした。ハッピーエンドで良かった。
20回と、最近のドラマとしてはちょっと長めでしたが、3部に別れていて分かりやすく、毎回楽しみでした。本編を見て、更に深夜の再放送まで見てしまう程、楽しみなドラマでした。
仕事は出来るけれど人望が無い、上から目線の「美女」の一子が左遷され、行った先はオンボロ芸能プロダクション。一子にスカウトされたものの、全くやる気の無い「男子」の向坂遼。この二人がマネージャー/俳優として、人間として、いかに成長して行くかを縦糸に、芸能界に生きる人々との絡みを横糸に、仕事とプライベート、親と子の関係、恋の予感、ライバルの存在、成功と失脚、栄光と絶望など、多くの要素を含んだストーリーは見事で、出演者も上手いキャスティングでピッタリ、挿入歌も良く、完成度の高いドラマでした。
向坂遼役の町田啓太さん、芸名を向坂遼にしちゃえばいいのに、と思います。「向坂遼」の方が、芸名としてはしっくり来るのでは。
一子役の仲間由紀江さんもピッタリで、良かったです。いつの間にか子持ちの役をやる年になっていたのですね。
その他の皆さんも良くて、ひのでプロの面々のアットホームな感じは、生き馬の目を抜く様な芸能界において、オアシスの様。
とにかく楽しいドラマでした。こういう良質なドラマを、もっとも見せて欲しいです。
