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「みさきまぐろきっぷ」で三浦半島に遊ぶ 2

「みさきまぐろきっぷ」で三浦半島へ遊びに行ってきました。昨日の続きです。
 
アトラクションは昔からあって有名ながら、今まで行ったことがなかったので、油壺マリンパークへ行くことにしました。京急電鉄に三浦海岸から乗って1つ目が終点の三崎口駅で、そこから油壺行きのバスに乗り終点から徒歩3分。
 
実は、マリンパークっていったい何があって何ができるのか知らないのに行ってしまいました。海に居る動物や魚を見られる動物園と水族館みたいなテーマパークでした。規模はあまり大きくなく、お隣の展示スペースがすぐそこにある感じです。
 
えさやりイベントが充実しており、私が行った時には丁度カワウソのお食事タイムでした。小さい丸し穴からカワウソが手を出すのですが、そこに適度の大きさに切った魚を手渡します。予約していた人は順番にえさやりが出来ます。子供が参加していたので、もたもたしているとカワウソが「まだなの ? 」とばかりに立ち上がって穴から手を出して待っています。その姿が猛烈に可愛いので、観客たちがバシャバシャ写真を撮ります。
 
カワウソのコーナーは四角い部屋からパイプで繋がれたプール、更にもう一つの部屋へとカワウソが動き回るのが見られます。プールで泳ぐ姿は気持ちよさそうです。
 
いるかのお食事タイムが始まるので移動。こちらのプールもそんなに大きくないのですが、2頭のいるかが泳ぎまわっていました。芸達者で、まるでシンクロナイズド・スイミングの選手のように、頭を下にして垂直に尾を高くまっすぐ上に上げるポーズが得意のようです。時々、ピョンと宙を飛びます。そしてバシャーンと周りに派手な水しぶきを上げます。私の隣に居たおばさまたち3人組みが大騒ぎで、いるかに手を振るは声援を送るは話しかけるは、それだけ騒げばいるかも、ちょっとサービスしてやろうかと思うかもしれません。いるかがそのおばさまたちの近くによく寄って来ていました。予約していた子供たちがえさやりを始めました。場所が2箇所あり、私たちの近くの場所でえさをもらっているいるかは、バケツ1杯分を子供が渡し終わると、ヒレをパタパタ振ってバイバイをします。向こうでもらっているいるかは顔を振ってバイバイです。プールが小さい分、間近に見られて返って良かったです。いるかは愛嬌があり、サービス精神旺盛で、とても可愛い生き物です。
 
そのあとすぐにあしかのお食事タイムで、見に行ったのですが、混んでいて良く見られませんでした。あしかは雄と雌の大きさがとても違って、雄は雌の3倍くらい大きいのです。私が居た方からは、飼育員さんから魚をもらう雄のあしかしか見えなかったのですが、魚を口に入れる瞬間にヒゲがヒョコッと持ち上がります。雌は反対側でもらっているようです。雄のあしかは黒く、雌はグレーでした。不思議ながら雌の方がやさしい顔立ちです。
 
そうこうしているうちにペンギンのお食事タイムになりました。ペンギンがお食事しているのは反対側で見えなかったのですが、岩の上に上がってじっと片方の羽を上げているペンギンの後姿は、なんだか演奏の後の指揮者の後姿めいて、思わず「マエストロ」と呼びたくなります。ペンギンはどのペンギンも可愛く、ほとんどは後ろの空間で飼育員さんにえさをもらっていて、前に出てきませんでした。それでも時々スイスイと泳いでいるのもいて、その泳ぎ方ったら、まるで空を飛んでいるような姿です。
 
カワウソの森というスペースはビオトープが作られていて、田舎の小川が再現されています。小魚や亀、虫と植物を観察でき、稲も育てていました。この空間は和めるので大人にはお勧めです。
 
園内の真ん中には小さい子供が遊べるように乗り物が集まっているスペース、飲食スペース、奥のほうには展望台もあり、海が望めます。
 
入り口近くの別の建物は水族館になっていて、興味深い魚の展示が続き、2階はグルリと360度打ち抜きの水槽の中を色々な魚が泳いでいます。サメとかエイとか、大型の魚が悠々と泳いで行く姿を眺めるのも、小さいサイズの魚群を眺めるのも、とても楽しく和める空間になっています。ここでもお食事タイムがあり、えさやりの場所の水槽の上から、小さいサイズのえさ、中位のサイズのえさ、大きいサイズのえさが順番に落とされます。飼育員さんの解説で、楽しくお食事風景を見られます。

更に魚のアトラクションがあり、光によって訓練されている魚が、飼育員さんの語るお話に従って、右に行ったり左に行ったり、算数の答えをだしたりします。魚って、光によってこんなに動けるという事実に驚きます。

園内では飲食ができるスペースがある他、屋台も出ていて、イカとさざえを焼いていました。さざえを買おうとしたら、私の前の人で終わってしまいました。お店の人が「もうお終いなので、イカだけです。おまけしますよ」と言ってくれたのですが、イカは食べたくなかったので遠慮しました。

17:00で閉園の為、お土産コーナーを見て、マリンパークを後にしました。

隣が立ち寄り温泉がある建物だったのですが、バスの時間が気になり、諦めてバス亭へ。行ってみると長蛇の列が出来ていて、止まっているバスは発車するところでした。次のバスは17:20との事でしたが、臨時増発されたバスが17:10頃出ることになり、それに乗れました。ずっと立っていたので、いささか草臥れました。

三崎口からは京急電鉄で一路、品川を目指して帰って来ました。

日帰りだったせいか、あまり旅行をした気分にはなれなかったのですが、パンフレットを見て、次に行くなら城ヶ島の方とかも行ってみたいなとか、水中観光船もいいなとか思いました。

「みさきまぐろきっぷ」はとにかくお得なきっぷで、3060円で丸一日楽しませて貰いました。また、行きたいです。

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