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夫婦別姓なるか?

日本という国は、未だに発展途上国なんだなと、呆れました。

本日、最高裁大法廷で「夫婦同姓は違憲か否か」の判決がありました。結果は合憲。15人の裁判官の平均年齢は60歳をゆうに超えていたそうです。しかも、女性は3人。違憲と唱えたのは5人。女性3人は全員違憲としたそうです。

夫婦別姓問題はずっと話し合われていますが、今までラチがあかなかった問題の一つです。私が小学生の頃からやっています。

今回、判決を仰いだのは「夫婦で希望があれば別姓を選べる」か否か。現行の法律では、夫婦は同姓にしなくてはならない。現在は97%だったかが、結婚時に男性の姓に変えているそうです。

姓を変えるという事で、どれだけその人が不自由な思いをしているかは、変えた人でないと分からないでしょう。ほとんどの場合、女性がかえているので、その不自由さを男性で理解している人は少ないでしょうし、自分には関係ない人ごとでしょう。

女性の社会進出が望まれていますが、仕事をしている人で、それまでの姓が変わる事で不利益をかこっている人は多いです。こんな事では、女性の社会進出は進んでいきません。

現在の「夫婦同姓」が定められたのは、今から117年も前だそうです。明治時代と平成の現代では世の中の状態が違うので、そんな古い法律は既に時代にあいません。

判断した裁判官ですが、男女の人数が違いすぎるし、年齢層が高齢すぎです。15人なので、せめてその半分は女性でないと、意味がありません。年齢ももっと幅広い構成をとらないと意味がない。

法律はその時代を生きている人の為のものであるはずなのに、昔の考えを引きづるのでは意味がないでしょう。

早く「夫婦別姓」が取り入れられる事を応援しています。