ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

「熱狂の日音楽祭」3つ目の代演

今日の予定は午前中から「熱狂の日音楽祭」にいく事でしたが、うっかり「とと姉ちゃん」を見た後、ドラマ「パンチ」を見て、「あさが来た」総集編を見たら昼になってしまい、結局出かけたのは14:00過ぎ。

それと言うのも、今日の私の買っていた公演は17:00からだからです。

会場の東京国際フォーラムに着いたら、地上広場が大音響で、どのグループだか分かりませんが、演奏中。とりあえず、近くまで言ってみたものの物凄い人混みで何も見えず。時々、腕が上に上がったり、ドラマらしき物が見えるので、今回来ているアフリカン・ドラムのグループの演奏のようです。大歓声を受けていました。

したの階に降りたら、有料インターネットラジオの中継を行っている会場で、丁度、尺八奏者の方を迎えてのトークショーが行われていて、虚無僧の話や、楽器として穴が減った話など、興味深いトークが繰り広げられていました。最後に尺八で「サマータイム」の演奏がありました。尺八って、こういう音色なんだ、としみじみ。「サマータイム」もなんだかしっとりとした日本の夏、竹林の間に風が通っていくような夏の様でした。

さて、今日の公演は、今回急病でお休みのピアニスト、ベレゾフスキーさんの公演で、曲目は当日現地で初めて分かると言うものでした。今回、フランス人ピアニストのレミ・ジュニエさんが代演する事になりました。

彼はまだ凄く若いピアニストです。22か23位にしか見えません。少年ぽさが残る若者です。数年前から「LFJ」には出演していますが、私は今回初めてです。いったい、どんな演奏を聞かせてくれる事やら。

会場に行くと、流石に音楽祭も3日目だけあって、ブログラムの説明の用紙も訂正されたものが出来ていました。1日目には間に合ってなかったですものね。そして、曲目もきちんと決まっていました。

また、事前に総合プロデュースのマルタンさんが説明に登場。この公演では3曲目にチェロも登場するので、この公演とマスタークラスの為にドマルケットさんが来てくれたそうです。

さて、いよいよ期待の若手、レミ・ジュニエさんの登場です。最初にベートーヴェンの「月光」を演奏したのですが、良かったです。ジュニエさんの演奏は、フレッシュでありながらロマンチックでした。静かなゆっくりした曲が良く、気持ちを溜めるというか音を溜めるというか、情感が籠っていてうっとりするような静寂と若者らしい躍動感が同居していました。

いったい、ピアニストになるような人は、何歳位から完成度の8割位に達してしまうのでしょうか? 演奏を重ねていくうちに、技術や情感などはどんどんアップしていくものなのでしようか? 演奏に年齢や経験値は関係するのでしょうか?

新たな発見をした様な気分にしてくれました。奇しくも11年前にピアニスト、ベレゾフスキーを発見した会場でした。

新しい発見は楽しみを増やしてくれます。

来年を楽しみに、私の今年の音楽祭は終わりました。

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