ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

京都旅行2016 3日目4 産寧坂から町歩き

京都旅行3日目、六波羅蜜寺から、歩いて清水五条バス停前の清水焼きの会館に行きました。

ここからはぶらぶら町歩きの予定です。お店にも入って、色々見ようと思いました。

イメージ 1


清水焼きは結構いいお値段なんだなぁ、と思いつつ、清水寺までの坂を登って、産寧坂を下りました。この辺りは人出がすごく、「転ぶと3年以内に死ぬ」と言われているので、転んでは行けないと、注意して歩きました。最近、時々何も無い所で蹴つまづき、ロコモティブ症候群の初期かと少々心配しているのです。転ばないようにしないと。

二年坂の方におりました。ここも「転ぶと二年以内に死ぬ」と言われているので、気をつけました。なんだか転ばないようにばかり気を使っていました。

この辺りはお土産屋さんがひしめきあっていて、楽しい通りです。頭を使わずボーっと観光客気分を満喫。京都の観光地はどこでも多いものの、ここは中国人観光客がひしめきあっていました。

器屋さんも多いので、あちこちヒョイと入って器を見るのも楽しいです。私の場合は買わないようにしているのですが。器は大好きで一つ買うとタガが外れたように買ってしまいそうだからです。

二年坂からねねの道へ。

あれっ?ここは!1日目の夜に来た通りでは? 高台寺の圓徳院は秀吉の妻である北政所、ねねが最後まで住んだ場所だそうです。

イメージ 2


そして、ここには長谷川等伯の障壁画「冬の絵」があります。この絵は豊臣家の紋である桐紋が襖一面に散らされている上に、等伯が墨絵を描き、桐紋を雪に見たてた冬景色なのです。

現在ではベージュの下地に白い桐紋ですが、描かれた当時は、白い下地に銀色の桐紋だったそうです。

展示されているのは、細長いスペースで、後ろが廊下です。ガラスのケースに入れられています。非常に見辛く、全体を見ることが出来ないのが残念です。

描かれているのは、雪舟のような山水画で、ボコボコとした桐紋の影でいささか見辛いものの、確かに雪に降られた山野が描かれています。大広間に設置されたところを見てみたいと思いました。

中には、まったく存在に気付かず廊下と通って行ってしまう人もいる程。そういう方たちは、いったい何を求めてこのお寺を訪れるのでしょう?

次の建物を進むと、お庭が全面に見えます。北庭は国名勝指定を受けているようです。縁側に腰掛けてボーっと寛いでいると、いい風が吹き、心地よく、癒されます。

京都のお寺にはうっとりするようなお庭がある所が多く、割と空いている場所もあり、人が少ないと本当に座っているだけで良いです。ずーっと座っていたい程。

この大広間では、お点前も体験出来ます。

圓徳院の御朱印は書き置きのものですが、入り口の係りの女性が、「お挟みします」と御朱印帳の指定箇所にいれてくれます。

イメージ 3


ねねの道を前進し、八坂神社に行きました。だだっ広い境内には、お祭りの様に市が立っていて、食べ物や色々な物を売っています。なぜか、若狭の塗箸のセールをやっていて、1膳購入しました。

八坂神社の一角に美人になる神社があって、そこの水を顔につけるといいらしいのですが、女性だけでなく男性もつけていました。

八坂神社から、祇園を歩こうと花見小路へ。物凄く混んでいまして、こちらは欧米人の観光地でひしめき合っていました。京都らしい街並み、花街なのでしょう、赴きのある店作りの飲食店が軒を連ねています。訪れる観光客も、少し年齢層が高く、なんでも「カワイイ」で処理する日本の女子たちや、徒党を組んで騒がしく歩いている中国人観光客は少ない様でした。「カワイイ」ものを売っていないのかも。祇園コーナーがあり、芸妓の踊りが見られる様なのですが、今回は時間切れの為諦めて退散。次回、ぜひ覗いてみたいです。

この界隈はたしかに京都に観光で来た感じがして、楽しいです。こういう京都を次回は味わいたいです。ついつい寺ばかり行って終わってしまうので。

宿で荷物を預かってもらっていたので、ピックアップして京都駅前の京都タワーの銭湯に移動。

ひとっ風呂浴びても、まだ時間があったので京都駅の屋上まで登ってみました。

楽しく充実した3日間の旅行でした。また、次回、あちこち回りたいと思いました。