二つの砂の山の向こうに土俵が築かれていました。その周りに観客席のテントが出ていて、10:00から神事、10:40から烏相撲と聞いていたのですが、9:30にはかなりの人出がありました。
神事は烏相撲に出る地元小学生、斎王、神官などが列席し、別の屋根の下で何やら祝詞(?)が挙げられ、10分位で終了。えっ、これだけ？と、すごすごと観覧席へ。
たまたま空いていた席に座れたものの、そこだけやたらと日当たりが良く、ジリジリと陽に焼かれました。私、色白で、今年のゴールデンウイークに草むしりに行き、うっかり日焼けして以来、きちんと日焼け止めを塗っているのですが、暑くて汗のせいか、ここに来て日焼けしてしまいました。そんな状態で待っていると、予定通り烏相撲が始まりました。何やら神事は別棟で行われていたようで、氏子さんは参加できるのか、一般客は見られないのかも不明のままです。
さておき、烏相撲。まず、白い衣装の神職2人が、事前の神事を行います。烏に扮しているわけですが、鳴き方が左右で違いまして、横にピョンピョンと飛ぶ行為を行います。
それから、地元の男子小学生1年から6年生、総勢22名が神職に連れられて入場。1チーム11人で、一通り相撲を取った後は、総当たり戦です。小学生の相撲なんて、面白いのかと思っていましたが、これが中々の熱戦で、会場からはしきりと熱戦に拍手が送られていました。
その後、重陽の神事ですから、菊のお酒が振舞われました。お酒を用意していたせいか、会場内はなぜかお酒臭いなと思っていましたが、多勢の分を考えるとかなりの量のお酒を用意していたのかもしれません。
私も列に並び、菊のお酒を頂きました。無病息災に効くようです。
今回、神馬を見ることも出来、可愛い馬の人形に入ったおみくじを引きました。
お参りをし、御朱印を頂いて、上賀茂神社を後にしました。
