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甘い生活を目指しています。

京都旅行 2016 2回目 1日目 その2

さて、相国寺を後に、裏道をトコトコ。商店街があって、オススメらしいのです。で、その商店街を見つけ、通り抜けると、川の近くに出ます。あっ、有名な和菓子屋さんがあるはず!

ありました。出町ふたばというお店で、豆餅が有名です。12時頃でしたが、店の前に4重の行列が出来ていました。とにかく並ぶことに。

並んでいる間に、何を買おうか算段します。店の前に貼り紙がペタペタ。豆餅が一番人気らしいです。更にこの時期、栗が丸ごと1個入った栗餅、サツマイモの餡 のものや、なんやかや。かなり悩ましいラインナップ。それでも、初心者としては豆餅と栗餅を1つづつ注文しました。最前列で並んでいる時に見たきんつばも気になりましたが、尋ねる余裕がないまま。販売担当の店員さんが10人くらいいて、注文を受けた品物を包んで渡し、お会計をするシステムで、店内はてんやわんやしているように見えました。

とりあえず、評判のお菓子をゲット。このお店は売り切り終いだそうです。

近くの川原のベンチで食べたら、出来たてで美味しかったです。豆餅とは平たく言うと豆大福です。栗餅は中に栗が丸ごと1個入った大福で、栗が入った箇所の上にきな粉がかかっています。かなり食べた感があるのですが、ペロッと完食。お餅の部分は柔らかく、餡は割とさっぱりした甘さです。

おやつも食べたし、鴨川の飛び石を飛んで反対側に渡りました。密かに一人「お宮さん」ごっこをしたりして。ついつい、「ようこ~」「お宮さ~ん」と言いたくなります。

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この飛び石は、千鳥の形をしている物や、亀の形をしている物が混ざっていて、それだけでも楽しいです。子どももポンポン渡っていますが、川の流れは結構早く、落ちないように気をつけて渡りました。夏ならいいけど、11月の川に落ちるのは避けたいものですから。

宿まで歩いて荷物を預け、バスで金戒光明寺へ。このお寺は今回、特別公開で若冲の鶏が描かれた屏風が見られます。

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バスを降りてから、しばらく歩くと石段が出て来て、上がったところが山門、その後ろの脇に特別公開の受付があり、順路に従って中へ。若冲作品は屏風1点のみで、鶏が描かれた墨絵が貼られて屏風に仕立てあげられているものでした。

お庭も散策でき、どんどん奥に行くと、近年作庭したというお庭が出てきます。このお庭が素敵で、歩く場所に様々な模様がデザインされていて、亀の姿も出てきます。どん詰まりまで行くと出会いの庭になっていて、その後ろは東屋です。そこから坂を下るように別ルートを戻る様にして庭を回り込みます。新しい試みが、このお寺の新たな魅力になっていると感じました。

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このお寺の墓地にはアフロの仏像があり、そちらも参拝いたしました。お寺のお土産ものコーナーでは、アフロ仏像のお守りシールをサービスで下さいます。いい事がありそうで、私も1枚頂きました。

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金戒光明寺の帰りに、有名なタルトタタンのお店に寄りました。

一旦宿に帰りに、スーパーで買ったお惣菜とおむすびで夕食を済ませ、今度はバスで知恩院の夜間拝観に行きました。

この時期、色々なお寺が夜間拝観をやっていて、ライトアップだけでなく、様々なイベントを用意しています。

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知恩院に私が到着した時は、ニュージーランドのお坊さんの法話は既に始まっていて、途中からでも中に入れますとの事でしたが、外からでも聞こえるので、外で終るのを待っていて、仏像の拝観をしました。その後、お庭も拝観。

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石段を降りて、山門の後ろを舞台に薩摩琵琶の演奏と歌唱が始まっていました。女性の琵琶法師が奏でる琵琶の音色に伴って歌われる歌は、熊谷直実法然上人のお話の様で、途中からだったのではっきりしないのですが、聴き始めると途中退場できない様な上演でした。薩摩琵琶という楽器も始めて見たのですが、時代物を歌うにはよくあった音色の楽器です。

その後、山門の上に上がり、京都の絶景を眺めました。この山門の階段が急で、血の気が引く思いでしたが、上からの見晴らしは素晴らしく、特別公開らしいですが、上がれる時期に行かれたら、是非上がる事をお勧めします。更に、山門の上のお堂の中がすごくて、幾つもの仏像が並んでいるのですが、夜は中に入れず、昼に行くと拝観できるとの事。また、あの階段か、と思うと気が重いですが、機会があったら次回は昼に訪ねたいと思いました。特別公開で、いつもは見られないのかもしれません。

夜間拝観でしたが、結構楽しめました。次回は昼行こうと思いました。