私の田舎は埼玉県の北部に位置する本庄市なのですが、自動車で行くと割と近いと思うのですが、運転出来ないので公共交通機関利用です。
ＪＲ高崎線の本庄駅から高崎駅で両毛線に乗り換えて前橋駅まで。そこから徒歩15分位の所にある上毛電鉄の前橋駅から大胡駅まで行き、デマンドバスで15分程でぐんまフラワーパークです。電車に乗り換えてたり、待ち時間があったり、自宅を8:00に出たのに、ぐんまフラワーパークに着いたのは11:00でした。一体どれだけ遠いのか。
さて、入園料700円を払って入り、早速中を見て回りました。入るとすぐにバラ園が目に飛び込んで来ます。とにかくバラを先に見る事にしまして、「香りの散歩道」と名付けられているまるでバラのショーケースの中を見て回りました。そのバラが作られた国別に分かれて区画が取られていますが、とにかく全てが美しく咲いていて、近づくだけでもフワンとバラのいい香りがします。そのエリアだけでもかなりの興奮ですが、その奥にイングリッシュ・ガーデンがあり、そちらにもバラはたくさん咲いています。
1時間程散策して、お昼ごはんを園内の「花みずき」というレストランで頂きました。「tonton定食」を注文。豚汁にミニ丼(ソースカツ丼・豚丼・天丼より選択) 、サラダ、香の物、デザートが付いて980円です。私は食べた事がないのでソースカツ丼を選択。
この定食、来てみて驚きました。豚汁が鉄鍋に入っていて2人前はあろうかという量です。具材も色々入っていて、美味しく頂きました。群馬の名産のコンニャクや、キノコ類、豚肉、じゃがいも、下仁田葱などなど、地元の食材大集合という感じです。ソースカツ丼は丼ご飯の上に、千切りキャベツ、その上にソースをかけた豚カツが乗っています。こちらは通常の煮込んで卵で和えるカツ丼よりサッパリしていました。正直言って、あまり期待していなかったのですが、この定食は美味しかったです。しかも量が凄くて、まるで「せっかく来たのだから沢山食べてって」と出されたようなお値打ちのランチでした。サラダに食べられる花が一輪乗っていて、ちょっとフラワーパークらしさを醸し出していました。
ランチの後はカリヨンの花時計を見たり、緑の迷路に入ったり、わんぱく広場の洞窟らしき設えの物に入ったりしました。水遊びが出来る「ちびっこ広場」では、子供たちが水着で水遊びをしていて、実に楽しそうでした。その辺りは、家族連れが多く、テントを張ってくつろいでいて、いい休日の過ごし方をしていました。
私たちは更に「こもれびの森」に分け入ったり、フラワーホールで押し花の展示を見たり、パークタワーの展望台に上がったり。
温室では蘭や熱帯地方の木々を眺めて楽しみました。
日本庭園があるので、そちらに回り込んだところ、休憩所・お食事処の前が池になっており、回遊式庭園の風景が突然広がっていました。ソフトクリームを食べながら、お庭を堪能。鯉が沢山泳いでいるので、鯉の餌を買って、餌やりをしました。
鯉の餌やりはとても楽しく、餌をやり始めるとドンドン鯉が集まって来ます。あっと言う間に鯉の人気者になっていました。
ショウブ園を回り、お土産を見て、帰ることになりました。
帰りのデマンドバスは乗り合いで、すでに3人乗っていて、大胡駅まで。前橋で昨年行ったかき氷屋さん野口商店さんに寄って帰って来ました。
帰りは行きよりはるかにスムーズです。疲れましたが、バラが見頃の時期に行って本当に良かったです。
