就職アドバイザーさんに勧められて、読もうと思い、図書館に予約していたのが今年の初め。その段階で120人待ちだったところ、やっと順番が回って来ました。
これからの時代を生きていく上での提言やヒント、考え方などに言及されていて面白く読みました。
寿命が延びる事でその恩恵を得る為には蓄えも必要ながら、変化に適応できる力や、多くの人々と交際するコミュニケーション力などが益々必要となる事を分かりやすく書いている。ただ、モデルケースとして挙げられているケースはかなり職業的に恵まれている人となっている為、もっと安い賃金で働く労働者は別のストーリーの提示が必要かもしれない。
既に目覚めている人々はいるはずだが、本の中でも指摘しているように、企業、学校、国の対応は個人の進化よりかなり遅れて変わって行く事になりそうです。
でも、こういう本がベストセラーになっているという事実は注目すべきだと思います。もう、今までのやり方が既にほころびて崩れ始めているのが現実ですから。
これからの時代、いかに自分が長寿の恩恵が受けられる様に生きていけるか、考えないといけないと強く感じます。その時々で、自身の変化が必要になった場合、上手に変化していける様に、精神と頭を柔らかく保ちたいと思います。
よく言う事ですが、「強い者が生き残るのではない、変化に適応出来た者が生き残るのだ」と。
