ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

新しいお墓のスタイル

従兄弟の一周忌法要に行って来ました。

従兄弟はお嫁さんの実家のお寺で葬儀を行い、お嫁さんの実家のお墓に入りました。

従兄弟は次男なので、本家の墓に入る事はなく、自分たちの墓を建てるのが本来のやり方だと考えられるのですが、何故かお嫁さんの実家の宗派に変わったようでした。その辺りは、周りが色々言う物ではないので、「へぇ~」と言う声があちこちで漏れたものです。

さて、四十九日法要は妹が参加したので、今回は私が出席致しました。禅宗の法要は葬儀の時に初めてでしたので、今回2度目。

お坊さんと共に「般若波羅蜜・・・」を全員で唱えました。

お墓を新しくしたとの事でした。お墓参りをして驚きました。

いやいや、こんなの初めて見ました。

新しい石碑には従兄弟の姓が「N家之墓」と彫られた、その下の胴体部分に横にプレートを抱える様にお嫁さんの実家の「K家」と彫られていました。亡くなった人の名前を刻む石碑には、先頭からK家の方たちの名前が並び、少し間を置いてN家である従兄弟名前が彫られていました。まるで二世帯住宅の様なお墓でした。

こういうのも有りなのか、と目から鱗が落ちる思いです。

確かに従兄弟お嫁さんの実家であるK家で、このお墓に入るのは、あとはお嫁さんのお母さんだけです。また、K家の方は従兄弟のお嫁さん、従兄弟の長男家族が入る事になりそうです。

今の時代、一軒の家族の人数が少ないので、こういうやり方はむしろ良いかもしれません。

色々な御宅の法要に参加すると、時々発見があります。

それにしても、昨年の6月24日に、私と妹はこの従兄弟のお見舞いに行っています。その2日後に従兄弟は亡くなったのですが、なんとも早い一年でした。ご遺族にとっても早い一年だったと思います。

お経の中で、生きていると悩みはつきないが、それを乗り越えると言う様な一説があり、しみじみと悩みは皆つきないものなのかと思いました。それでも、なんとか悩みをどうにかして生きていくしかないのかなぁと思います。

イメージ 1

駅のホームを夕陽が染めていました。