ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

群馬県の城下町「小幡」をうろうろ

10月7日(日)iに群馬県甘楽町にあるこんにゃくパークに行きました。目的はこんにゃくパークだったのですが、13:00前にはパークを後にし、周辺を観光することにしました。

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私たちは上信電鉄上州福島駅で無料自転車を借りていたので、それであちこち行ってみようというもくろみです。

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JR高崎駅上信電鉄に乗り換える際に、「みどころマップ」を入手。それによると上州福島駅で降りた先は、「小幡」なる城下町らしいのです。で、マップにあった「古民家かふぇ信州屋」に行くのはどうか、と提案したところ、「足湯には入ったものの全身が入れる温泉はないのか」と妹が言うので、調べてみると「かんらの湯」という立ち寄り湯があるらしく、そこに行くことになりました。スマホのナビではそんなに遠くなかったものの、なんとものすごい坂道を登ったり下ったり。

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山2つ越えたようなところに「甘楽ふれあいの丘」はありました。その区画に色々な施設が入っていて、またスポーツが出来る広々としたグラウンドもあったりといった場所で、お目当ての立ち寄り湯がどこにあるのかわからないまま一周。ついには本館らしいところで聞いて、やっと建物がわかりました。コミュニティ・センターの様な建物の中に入っていました。

受付で200円の入浴料を払います。浴室には石鹸やシャンプーは無いとのことで、受付にて各50円で液体石鹸、シャンプーが買えます。

浴室はそんなに広々としてはいないものの、表に向かってガラス貼りで箱庭が湯船につかりながら見られます。開放感があって気持ちがいいです。

地元の方がいらしていて、湯船でしばし世間話。お風呂の効能や温泉かなどは気にもしなかったのですが、温泉王国群馬ですから、きっと温泉なのでしょう。

畳敷きの休憩室があり、地元のお年寄りでにぎわっていました。この施設には特に飲食サービスなどが無く、ペットボトルの販売機が1台あるだけです。あまりにもそっけないものの、200円で温泉はいいなと思います。あんなに賑わっていたこんにゃくパークの観光客も、こっちに流れて来た人たちはいないようです。

妹が、来る時が過酷な道程だったので、もっと楽な道を受付の人に聞いていて、今度はその道で受付の方お勧めの国指定名勝「楽山園」を目指しました。大名庭園ですばらしい場所らしいのです。しかし、途中で気が変わり、やはり「古民家かふぇ信州屋」に行くことにしました。

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信州屋は養蚕農家の街並みにあります。観光案内所と無料休憩所も兼ねているようです。店の前に疎水が流れね桜並木が続いています。桜の頃はきっと素敵でしょう。古民家かふぇと言うだけあって、建物は古く、たぶん養蚕農家の造りです。古い家具が色々と並んでいてほっこりします。靴を脱いで上がる奥のお部屋では、地元の方々らしきお声で賑わっていました。私たちはテーブルと椅子の部分で休憩することにしました。

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メニューはコーヒーやサイダーといった飲み物と、お菓子とのセットもありまして、その日はどら焼きとのセットでした。私は桑の葉茶をアイスで注文。どら焼きは桑をイメージしてうっすらと緑色をした皮でした。見た目はおしゃれで工夫していますが、どら焼きとしては、皮が少しぱさつく感じでした。ま、観光地ですし。桑の葉茶は癖が無く飲みやすく、ちょっと甘みもあります。富岡製糸場が近いので、養蚕文化が濃厚な地域なんだと思います。テーブルの上に展示されていた生糸もうっすらとした緑色で、妹が言うには特別な蚕がいて緑色の糸が取れるのだとか。

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お店の方が、「今朝とって塩水につけておいたんです」と櫛切りにされた林檎を出してくれました。これが甘くて美味しかったのです。群馬県のこのあたりでも林檎が採れるのには驚きました。

カフェの後は近くにあるらしい「道の駅甘楽」へ。地図で見るより近くてビツクリ ! そこでは物産を眺めて、ソフトクリームを食べました。地元の高校で発案されたという桑の葉ソフトクリームなるものがあり、これもやはり淡い緑色です。バニラとのミックスにしてもらいましたが、美味しかったです。

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17:00には自転車を返さなくてはいけなかったので、そこから一気に駅を目指しました。帰り道は下り坂だったので、驚くほど早く到着。16:28の高崎行きに乗って、上州福島駅を後にしました。

駅の名前が「上州福島」、町の名の絵が「甘楽町」、城下町の名前が「小幡」と、とても分かりづらいのですが、時間があればあちこち見る場所はあるようです。トレイルコースもあるので、群馬県に遊びに行く際に寄ってみるのもいいのではと思います。とにかくのんびりしていて、地元の方々が親切です。一度、「楽山園」も行ってみたいと思いました。

楽しい秋の行楽でした。