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甘い生活を目指しています。

春ドラマ 私のベスト4

春ドラマもどんどん終了しています。勝手ながらこの春のドラマの私が付けた順位です。

1位   「大豆田とわ子と三人の元夫」

2位   「ドラゴン桜

        「今ここにある危機と僕の好感度について」

3位   「コントが始まる」

 

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「大豆田とわ子と三人の元夫」はとにかく面白くて、ずっと見ていられるドラマでした。脚本家の坂元裕二さんの「カルテット」が好きな人は絶対このドラマも好きなはず。とわ子のキャラがいいし、元夫達も良かった。「昔のトレンディドラマを今やっているようだ」と書いていた人がいたが、むしろフランス映画やアメリカのドラマみたいだと感じてました。アメリカのドラマでよくありそうな設定。登場人物が皆ハイソでおしゃれで、お衣装を見るのも楽しみ、みたいな。とにかく毎週面白かったし、火曜日が楽しみでした。1年くらいやって欲しいくらい好き。話題になったエンディングの格好良さも半端ない、ナレーションもこのドラマに合っていて良かった。全てが愛おしいドラマです。

 

2位は「バカとブスこそ東大に行け!」の「ドラゴン桜」と、見事に今の世相を切り取って揶揄したような内容ながらコメディという「今ここにある危機と僕の好感度について」。

ドラゴン桜」は1作目が傑作だったので、その続編な不安がありました。初めの方、なかなか勉強が始まらないので、ちょっとヤキモキ。今回、学園乗っ取りのサイド・ストーリィがあり、前作より勉強に取り組むシーンが少なかったように感じます。それでも毎回ハラハラドキドキさせてくれて、しかもハートを鷲掴みするようなシーンもあり、ドラマの王道といったところでしょうか。私もあのクラスで勉強したかった。

「今ここにある危機と僕の好感度について」は、よく出来たドラマ。5回と短いのが残念ながら、内容は素晴らしい。大学という一種独特な世界で繰り広げられる不都合な事に蓋をしようとする隠蔽工作に巻き込まれる新任の広報部員。それまでアナウンサーだったにも関わらず、中身のある事を発信して来なかった主人公が、対応に右往左往するうちに、彼自身が人間として成長を遂げ、真っ当な大学運営に向き合うのですが、主演の松坂桃李が絶品。脇を固める出演者も、渋い演技巧者が並びました。

 

3位は「コントが始まる」。売れないお笑いトリオ「マクベス」の解散までの3ヶ月が描かれました。これは夢を諦める若者達の話であると共に、挫折した人の再生の物語。マクベスの3人に、会社生活に打撃を受けて退職し、ファミレスでアルバイトするマクベスファンの里穂子、里穂子を心配しながらも自らは生き方に戸惑う妹つむぎの5人が主な登場人物。この生き方を迷っている5人に、周りの人々が絡んでくるわけですが、今の時代の若者像を描きながらも、どこか人情物っぽい感じもして、シンミリとさせてくれてたり、元気をくれたりするいい話でした。人生は何度でもやり直せるというメッセージも貰ったよう。

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📷 テレビを撮影したので、色がイマイチ。

この時期見ていたのは、上記以外には「生きるとか死ぬとか父親とか」「ソロ活女子のススメ」「リコカツ」「半径5メートル」「イチケイのカラス」「コーヒーいかがでしょう」「特捜9」「警視庁・捜査一課長」「警視庁ゼロ係」「着飾る恋には理由があって」「あの時キスしておけば」「最高のオバハン 中島ハルコ」「泣くな研修医」といったところ。

早々、途中でギブアップしたのが「レンアイ漫画家」「恋はDeepに」。つまらな過ぎでした。

最後まで見たものの、ナンジャコリャだったのが「きれいのくに」。何というか中途半端な感じが拭えない作品。後半の高校生のパートがとにかく気持ち悪い。映画でやれば良かったのでは。

 

春ドラマでは主要登場人物の職業が漫画家というものが多かったなぁと感じました。「レンアイ漫画家」「あの時キスしておけば」「コタローは一人暮らし」、他にも見ていなかった深夜のドラマは漫画雑誌の編集部、「大豆田とわ子と三人の元夫」も親友のかごめが漫画を描いていました。ひと昔前なら作家なのかも。漫画がすっかり市民権を得たという事でしょうか。

 

と、まあたくさん見ていて自分でも驚きですが、何だかんだ言ってもドラマは楽しいです。

夏ドラマも楽しみにしています。