今日は浅草の浅草寺で四万六千日の縁日だったので、朝から張り切って出かけました。四万六千日とは観世音菩薩の縁日で浅草寺では毎年7月10日、前夜祭の9日に設けられている特別の功徳日で、この日にお参りすると46,000日分の功徳を積んだ事になるそうです。46,000日とは人の一生分に値するそうで、一生分の功徳を得られる縁日と言うことだそうです。つまり、とっても縁起のいい日ということらしく、多くの参拝客で賑わい、合わせてほおずき市が立つのだとか。昨年は新型コロナの影響でほおずき市は中止だったとかで、今年もほおずき市は立っていませんでした。
令和元年に初めて行った際は、御朱印をいただく受付にたどり着くまで1時間30分くらい待ち、隣の浅草神社の御朱印でまた1時間30分も待った記憶があるので、今日は早めに出かけました。
9:50くらいには浅草寺の本殿にたどり着き、お参り。午前中だからかまだそれ程混んでいませんでした。
御朱印はお隣の影向堂(ようごうどう)で頂けます。ここには観音様をお守りする十二支の守り本尊がズラッと祀られています。更に大黒様も祀られていて、浅草七福神巡りができるようです。大黒様は残念ながら、撮影禁止ですが、黒い御顔でにかっと笑っておられます。
今回、御朱印の受付までは私の前に2人であっという間に終了。観音様か大黒様か迷ったのですが、観音様の御朱印をお願いしました。番号札をいただきしばらく待ちます。結構早く番が来て、御朱印を頂きました。建物に入ってから約15分でした。
混んでしまう前にお隣の浅草神社にお参りしまして、こちらでも御朱印を頂きましたが、こちらは書き置きです。以前は御朱印帳に書いて頂けたのですが、これも新型コロナの影響でしょうか。3種類から選べたので、今回は恵比寿様の御朱印にしました。ここもお参りから御朱印ゲットまでなんと15分。
この段階で10:30でした。ランチには早すぎるので、とりあえず浅草を散策しました。ポツポツと開店していたり準備中の飲み屋さんが軒を連ねている通りがありまして、凄い誘惑です。焼き鳥とかもつ煮込みとか食べながらビール飲みたい!しかし、まだ11:00前!という時間帯で、流石に私も朝からお酒を飲むのははばかられます。何度も行っているものながら、花屋敷の方まで行ったことはなく、とにかくウロウロ。浅草は浅草寺前の仲見世だけでなく、もっとディープな所もあるようで興味深い町です。
どうしよう、まだ午前中、どこか他へ行こうか、それともせっかく来たのでランチを取ろうかとウロウロした挙句、目に付いた立て看板を見て、台東区民会館に入っている上野精養軒の浅草店に行ってみました。
ここ、建物の8階に入っているのですが、会議室の一室みたいでインテリアなんてまったく凝っていなくて、「スペースあるので飲食店入らないかな?」みたいな感じで、入ったのかななんて想像しちゃいました。椅子なんて会議室の椅子みたいな感じです。他のお部屋ではセミナーなどやっていました。店員さんは皆、落ち着いていてフレンドリーです。
お料理は洋食屋さんですから、ビーフシチューやステーキ、ハヤシライス、ハンバーグなどがあり、ランチは1,000円で数種類から選べます。更に日替わりランチがあり、今日はカツカレーでした。ポークソテーのトマトソースを食べようと思っていたのに、昨夜からカツカレーのことばかり考えているところに、店員さんの「今日の日替わりはカツカレーですよ」の声についついカツカレーを注文。
上野精養軒は有名店ながら行ったことがなく、カレーも初めて。「お家カレー」と言われる家庭で作るカレーに見た目はそっくり。じゃがいも、人参、お肉がゴラゴロ、薄切りの玉ねぎが入っています。味は食べやすく、凄く辛いという事はありません。安定のカレーと言う感じ。トンカツは掌位のサイズが揚げたてです。こちらも食べやすく、胃にドスンと負担に感じる事はありません。このお店、総体的に量が多いみたいで、サラダも結構食べごくがありました。デザートと、ドリンクがついて1,000円です。ドリンクはセルフサービスです。
カツカレーも美味しかったのですが、次に行く機会があったらビーフシチューを頂きたい。サイトで調べたところ、本店よりお得なお値段設定のようです。穴場かもしれません。
食後、再び浅草を散策。今日は32℃もあり、どこかの建物に入った方が涼しくて楽。ウロウロしているうちに頭痛がしてきたので、帰ってきました。
浅草土産は芋羊羹で有名な舟和さんであんこ玉を各色1つずつ買ってきました。バラ売りもしていたんですね。今、よく冷やしています。
四万六千日の縁日のご利益で良いことがありますやうに。