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トーハクで初詣

今日はトーハク(東京国立博物館)へ行って来ました。

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何しに行ったかというと、一つは「トーハクで初詣」と言う事で、博物館の敷地内で色々なイベントがあり、それを見たかったのと、この時期だけ国宝室に展示される長谷川等伯の「松林図屏風」を見る為です。

到着した時に、丁度和太鼓の公演中でした。女性のチームなのか、男性は一人で、あとは女性のみ。和太鼓は男性でも女性でも、若くても年寄りでも、とにかくカッコいいですね。いなせな姐さんたちの演奏に多くの外国人客も見入っていました。

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次は、平成館の講堂で、独楽廻しと落語を見ました。独楽廻しでは、扇子の上や日本刀の歯の上を独楽が渡り、それだけでも大喝采。会場から呼ばれて上がったお客さんが、とても良くて、盛り上がりました。独楽廻しの後は、三遊亭歌奴さんの落語でした。これも面白く、大爆笑のうちに終わりました。正月早々、寄席の雰囲気を味わえるいい機会でした。

その後、獅子舞を見ました。獅子舞の後に、恵比寿の舞、大黒の舞がありまして、最後に客席に降りて来て、お獅子が頭を噛んでくれます。お獅子は厄を噛んでくれるのだそうです。恵比寿様はお宝を配り、大黒様は打ち出の小槌で、頭を叩いて回っていたらしいのですが、人混みで定かではありません。お獅子の一頭が来たので、頭を噛んでもらいました。頭を噛まれて喜ぶなんて、外国人から見たらなかり可笑しな行事でしょうね。でも、厄を祓ったので、いい事がありそうです。

この後、平成館の休憩ラウンジではクラリネットの演奏会があったのですが、もう一つのお目当てを見に、常設展を見に行きました。

国宝室は、猛烈に混んでいて、黒山の人だかり。「松林図屏風」は静かに見たいのですが、今日は無理かもしれません。しばらく見てから、また後で見ようと、一旦国宝室を後にしました。

展示が、前回行った時からかなり変わった様でした。ぐるぐると常設展示を見て、最後に「新春特別展示」のコーナーに行き着きました。ここは、酉づくし。鳥の描かれた屏風、鳥の描かれた掛軸、鳥の描かれた大皿、鳥のあしらわれた各種道具などなど。

そして、嬉しい事にありましたよ。酉と言えば若冲です。ドーンと屏風が公開されていまして、人気を集めていました。

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書初めが出来るコーナーも外国人に大人気で、筆ペンで書初め。私もやってみたのですが、あまりに下手で驚きました。この容姿はカレンダーになっているのですが、若冲の酉の絵が入っていて、なかなか気の利いたサービスです。

なんやかやと随分楽しませてもらいました。随分前から、正月からトーハクはやっているのは知っていたのですが、中々行く機会が無かったのです。今回行ってみて、こんなに多くの人が、正月から博物館に行っていたとは驚きました。家で寝正月や、初売りのデパートもいいですが、お正月に博物館も、中々いいものです。機会があれば、また行きたいと思いました。