ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

我が家の三回忌

昨日(2月27日)に、母の三回忌の法要を行いました。
参加者は21名。母の親戚縁者12名、父の親戚6名、父・妹・私。
父方のあと2人はその方たちのお姉さまの四十九日と重なってしまった為、当日は不参加。しかし、一週間前にご丁寧に自宅までお線香を立てにいらしてくださいました。
また、父の従兄弟2人は、先の方たちとは別件の四十九日が入ってしまい、代理で奥様が来てくださいました。
 
12時より法要。和尚様のお話では、今年は浄土宗の法然上人の800回忌にあたる年だそうで、旧暦1月25日に亡くなったそうで、新暦にすると2月27日だとかで、まさに昨日がその800回目の命日にあたる日だそうです。
へぇ、たまたま偶然に法要をすることになっただけなのですが、なにやらツイているような。 ( いったい何に? )
 
法要の後、皆でお墓参り。桃の節句の前日に亡くなった母に、桃の花を見せてやりたくて、一周忌の昨年も三回忌の今年も桃の枝を飾りました。それと色のきれいな春らしい洋花をお墓の花いれに挿しました。幸いポカポカと天気も良く、お墓参りにはいい日和でした。
 
その後、本堂脇のお部屋にて会食をしました。今年は父が、突然スピーチを始めて、なんとなく会食スタート。父は数年前、重度のくも膜下出血で倒れて、手術をしたものの、ずいぶん長いこと入院しており、親戚中の皆様にさんざんご心配をおかけしたのですが、現在は車椅子に乗っているもののすっかり回復し、元気いっぱいです。母が亡くなった時、父は母と同じ病院に入院中で、葬儀も四十九日も参加できませんでした。今回、法要に参加されている方たちは、父の病気入院も知っている方ばかりなので、回復した父を見て、みな喜んでくださって、また父も皆さんにお会いできたのが嬉しかったようで、車椅子で部屋中移動しておしゃべりを楽しんでいました。
 
法要は故人を偲ぶ会であるとともに、現世に残された人たちが久々に会い、お互いに近況を報告しあう日なのかもしれません。残された人たちが、よく生きている報告というのは、きっと故人にとっても嬉しい報告であることでしょう。そういう意味で、法要は故人が人々を集めて、現世を生きる人々に自身の生き方などを考えさせてくれる、また普段忙しさにかまけて中々会えない親族や近しい人との再会を楽しむ場を提供してくれるものだと言えます。だから法要パーティ。
 
引き出物におまんじゅうを付けるのが普通ですが、我が家では季節柄、さくら餅をお付けしました。常用饅頭やしのぶ饅頭では地味だし面白くないし、母が大喜びして食べている姿が目に浮かぶ、さくら餅にしました。
多分、そんなのは我が家だけかもしれないのですが、母はオリジナリティを大切にする人だったし、私のこういった思いつきをいつも楽しんでくれる人だったので、きっとあの世でも笑っていることでしょう。
 イメージ 1
昨日のうちに仕出屋さん、引き出物屋さん、和菓子屋さん、と支払いを済ませ、今日、欠席されたお二方あてに引き出物を送り、我が家の三回忌は終了しました。
よい三回忌が出来て、来てくださった方々に感謝しております。母もきっと喜んでいることでしょう。
 
 
引き出物に付けたさくら餅と試供品でいただいたお茶。
  家でいただく春の喜びセットです。
   試供品のお茶はさすがにおいしかったです。
  さくら餅ももちろん美味しかった。ごちそ~さまでした。