ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

メーデーに思う

5月1日。イメージ 1
今日はメーデーですね。
 
今年のゴールデン・ウィーク前半の三連休は帰省していました。
私の故郷でも今日はメーデーのデモが行われました。
 
祭囃子の太鼓の音が聞こえてきたので、いったい何だろう、と外に出てみると、なんとメーデーのデモでした。先導しているのはパトカーで、その後に秋の祭りのお囃子の人たち、その後にプラカードや幟を持った人たちが続きます。最後尾は車椅子の方も、精神障害者の団体の方と思しき方々も居ました。
 
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デモというより、なんだかパレードの様に見えました。参加されている方々は、それぞれに現状に不満や要望があるのでしょうが、私の見たデモ行進はどこに向かって訴えているのかよく分かりませんでした。
 
デモって、日本でどのくらい有効なのでしょう?
この国はあまりにも労働者が粗末にされすぎていると思いますが。本来、労使間はイーブンのはずですが、使用者 ( 企業側 ) が強すぎる。これでは労働者は浮かばれません。労働者が働かなければ、企業は存続が危うくなる、とは思ってもいないのでしょう。そんな国でデモ行進しても、どれだけ成果があるのやら。
 
因みに、現在私が勤めている職場は地方公務員に準ずる組織なのですが、組合があります。しかし、8時間働かないと組合に入れない為、組合活動をさせないように私たち非正規職員は労働時間が7時間とされているのだそうです。それなのに年に一度組合の代表を選ぶ選挙があり、その時だけ私たちも投票させられます。はっきり言って私たちの立場がよくなるわけでも、賃金があがるわけでもなんでもなく、まったくメリットがないのに、選挙委員から投票に行かないと電話で呼び出されて投票させられます。普段は、数に入れられておらず、人数が必要な時のみ、人数に入れられるといういいかげんさです。
人事のトップが言うには、労使間はイーブンではないそうです。はっきり言って履歴書の読み方すら分からない人が人事を仕切っているから、組織としてまっとうではないのです。
この組織は全員が事務職なのに、新卒採用者の事前研修は、パソコン研修のみのようです。監査の報告が読めるので、昨年の報告書を読んだところ、人事のトップが「必要な者にはパソコン研修を行っている」と答えていました。それ以前は、何もやっていなかったのかもしれません。しかし、今時パソコンが使えない学生なんていないし、事務職でパソコンが使えない人間も居ません。あまりにもナンセンスだし、事務職の募集なのですから、最初からパソコンは必須のはずで、出来る人を雇えばいいだけのはずです。こういうレベルの人事がふんぞり返っている組織が、出来る組織であるはずがありません。
 
どっちみち辞めるのですが、一日も早く辞めたい。次が見つかればさっさと辞めます。あんなに常識が無く、働かない組織にいては、人間が腐ってしまいます。
 
メーデーに私が労働者として要求するとしたら、人間らしいまっとうな仕事をさせろ、まっとうな扱いをしろ、ということです。人間らしく働き、生きたいだけです。その最低限の要求を満たして欲しいだけです。そして、デモ行進をしている人たちも、きっと願いは一緒でしょう。この国をよくするには、労働者が幸せにならないと難しいと思います。とってもホントはシンプルなことだと思いますけどね。