ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

一難去らずにまた一難

一難去らずにまた一難。
 
どうしてこう、我が家にばかり次から次へと難題が降りかかるのでしょう。
 
まず一難目。
我が家は県道と市道が交差する四つ角にありまして、家の前は信号、道路標識が立っています。4月1日の午前11時頃、ドスンというすごい音がして、何だろうと思っていたら、自動車が道路標識に衝突し、道路標識もろとも我が家の塀のフェンスを折り曲げて、当て逃げした挙句逃走。自宅2階にいた妹は自宅がそんなことになったとは、つゆとも思わなかったのだとか。外に出てびっくり。あの音は、うちにぶつかった音だったのね、と警察を呼んだそうです。標識の下には、ミラーやライトの破片も落ちていたそうです。来た警官の方が、自動車修理工場と病院に手配をかけると言って帰ったそうです。
 
それから一月。犯人は見つからないようです。道路標識は直りましたが、我が家のフェンスはそのまま。それを直すとなると思いもかけない出費です。警察から、全額ではないものの、道路標識が倒れてフェンスがひしゃげてしまったので、保険が降りるとのこと。
 
とりあえず、ホーム・センターでおおざっぱな見積もりをお願いしました。そのホーム・センターでは出来合いのアルミのフェンスをパカッと取り付けるという方法で、場合によってはブロックを合うように削ってフェンスを取り付け、セメントを塗ることになるとのこと。うちのに似た感じのフェンスがひとつ18000円、工事代が20000円くらいとのことで、もしかしたらプラス・アルファがあるかもしれませんとのこと。多く見積もって5~6万はかかりそうです。
 
妹の意見では、道路標識を直しに来た人が、「今回の前に1度ぶつかってますね」と言われたので、あと5年の間に、きっとあと1回やそこら自動車がぶつかるだろうから、今回直さなくてもいいのではとのこと。なるほど、そういう考え方もありますね。ついでに我が家は葡萄の木が生い茂っていて、夏場はフェンスのひしゃげかげんも見えなくなる予定です。冬場はバレバレですけどね。
 
父と妹と私で家族会議をした結果、父の要望でみっともないので直すことになりました。他の工事をしてくれる会社でも見積もりを頼むことになりそうです。
 
さて、次の難。イメージ 1
家を建てようと、以前父が土地を買いまして、上物が立つまで、畑として家庭菜園を楽しんでいた土地があります。毎年、この時期は、年に2回の雑草駆除の1回目でして、憂鬱ながら4月30日にそこへ妹と行きました。
今回、雑草はそんなにひどくなく、駆除は割りと楽だったのです。しかし、あら、この木なんだろう ??? 前にもあったけど、何だか気にもとめなかった植物が、なんと木として2.5mくらいの高さになっているのです。しかも、この葉っぱって何だっけ、見たことあるけど・・・
妹いわく「それは桜の木だよ」
 
ガガァ~ン !!!
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家庭菜園の畑として使っている私有地の真ん中に桜の木が2本も植えられてしまっているのです !!!
 
妹が言うには、桜は栄養をすべて吸い尽くしてしまうので、他のものが育たなくなるのだとか。しかも、畑をやっていて土が栄養いっぱいの場所に桜を植えるなんて非常識、畑として機能しなくなるのだそうです。
 
で、とりあえず小さい方から取り除くことに。その時、園芸用のシャベルしか持っていなかったものの、なんとか根から取り除きました。しかし大きい方は、幹が直径5cmくらいはあるので、出直すことに。
 
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ホーム・センターで鋸を購入。5月1日、両親が使っていた家庭菜園用のお道具一式を並べて、その中から大型のシャベルと熊手とフォークを持参。いざ、畑へ。
とりあえず、幹を切りました。びっくりするほど根が張っていて、一番太い根は幹と同じくらいありました。その根は、2mくらい先まで根を張っていました。最初は、丸ごと掘り出そうといっていたのですが、とてもそんなことを言っていられる状況ではなくなってしまいました。掘れども掘れども根は下に伸びていて、結局50cmくらい掘ったところで、根を切って掘り出しました。人がひとり埋められるくらい穴を掘ってしまいました。ある種、異種格闘技です。よく、ドラマで遺体を穴を掘って埋める、というのがありますが、はっきり言って穴を掘ったことが無い人がシイメージ 4
ナリオを書いているとしか思えません。穴堀って、すごく大変。
 
結局、桜の木一本を撤去するのに女2人で約2時間半。根が残ったまま、土をかぶせておしまいにしましたが、これで大丈夫でしょうか ? 知識が無いので、心配です。もう一度、何かほどこしに行かないと行けないでしょうか ?
 
桜に恨みはないし、可哀想ではあるのですが、畑の真ん中に植えておくわけにはいきません。たの土地は宅地なので、地価にガスとか水道の設備がすべて通っています。ついでに、ここを売る場合、木が生えている土地は売りづらいのです。しかも桜って、すごく大きくなるでしょう。イメージ 5
これを放っておいて、幹の太さが直径30cmとか、高さ10mとかの立派な木になってしまうと、もう素人ではどうしようも出来ません。プロにお願いして撤去するとなると、いったいいくらかかるのでしょう。
 
それにしてもいったい誰が、私有地に桜の木なんて植えたのでしょう ??  我が家では、毎年うんざりするほど、固定資産税を払っています。桜の木を植えた人が、その分を払ってくれるのでしょうか ? 言わば、ただ乗りやただ食い、ですよね。給食費を払わないで給食を食べるのと似ています。
 
妹の意見では「1600円やそこらで苗木を買ってきて、人の土地に植えるイメージ 6
なんてバカなことしているよね」だそうです。 父は「誰かがお花見でもしようと、植えたのかな」と言っていました。私は、もしかしたら嫌がらせなのでは、と思ったり。以前、この土地を買いたいという申し出や、土地活用の申し出があり、ことごとくお断りをしていたので、嫌がらせされたのかな、と。
 
自動車の当て逃げにしろ、私有地へ勝手に植樹にしろ、あまりにモラルがなさすぎる。自分の物と他人の物との区別すらつかないのでしょうか。人間がずるすぎる。こういう事を平気でする人間には、めぐりめぐって天罰が当たるに違いない、と思うことで溜飲を下げるしかないのでしょうか。
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上から人vs桜の異種格闘技の様子。
  1枚目。桜の木撤去スタート。幹の上の方を折りました。
  2枚目。東側に伸びた根はこんなに太く、なんと長さ2mも。
  3枚目。幹の下の方を鋸で切って、作業をしやすく。
  4枚目。穴掘り。根が続いています。
  5枚目。幹の下に伸びている根を掘り続け。作業をしやすくす       る為に横に伸びた根を切りました。 
  6枚目。こんなに深く掘っても、まだ根の先端は見えません。
  7枚目。こんなに広範囲を掘りました。
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  8枚目。えぇい !!! ついに根っこを掘り出しました。
       参ったかぁ !!!