ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

親戚酔い ?

先日の11月6日にこのブログを始めた頃に亡くなった伯母の四十九日の法要に行って来ました。
 
早いものでもう四十九日。よく晴れた日で、集まった親戚一同、天気がよくて幸いだね、と言い合って。
お寺での法要、納骨、場所を替えて会食。
 
ここのお寺は、以前祖父母の葬儀の時に来たことがあるものの、すっかり様変わり。本堂に入るのは初めてでしたが、小さくこじんまりとした本堂で、法要が始まりました。終わりのほうで、一緒にお経を唱える為に、A4の紙が配られました。そこにお経が書かれているわけですが、当たり前ですが全部漢字、しかもめったに使わないような漢字がびっちり並んでいます。その脇にひらがなでルビがふってあるものの、なれない言葉の塊でとても読みづらいのです。「ご一緒にご唱和ください」との僧侶の言葉に、一同えんえんその紙に書かれているお経を朗読。なんとなくお経風の節がついてしまうのが、不思議です。
 
無事法要が終わり、今度は納骨。墓地はお寺と同じ敷地内のため、本堂をでてすぐにお参りができます。
何を思ったのか、伯父は巨大な墓を建てていたのです。私の家の墓が普通サイズだとすると、その3倍はあります。納骨する場所が観音開きになっていました。そんな墓、見るのは初めてで、今はこういうお墓もあるのか、と関心してしまいました。そして、この墓地の特徴なのか、お墓に観音像とかの仏像を建てているうちが多いのです。もちろんこのお墓にも仏像と、もうひとつ小さい仏像が建っていました。
 
この後、会食があり、解散となりました。
 
本来なら、これでやれやれと一息つけるところなのですが、父方の親戚の伯母さんが亡くなったと、法要に行こうとして玄関を出たところで、偶然通りかかった父の従姉妹より聞かされたので、そちらの手当てをしなくてはなりません。この伯母は、父の伯父の奥さんで、私の家の葬儀に出席してくれているので、聞いてしまったからには知らん振りもできません。お通夜が7日の日曜、翌日が葬儀とのことです。場所が東京の為、田舎から誰か行く人にお香典を預かっていってもらうことにしました。
 
父の従兄弟夫婦がお通夜に行くと言うことで、早速お香典を包んで、預けに行きました。代わりにお香典を持って行ってくれる父の従兄弟は、この知らせをもたらした人の弟です。この父の従姉妹は、お知らせしてくれた葬儀とは別件の葬儀が出来てしまい、調度そちらに向かっている途中で、偶然私たちの家の前を通りかかったのだそうです。しかも自分の父親の命日でお墓参りに行った帰りだったのだとか。
 
やれやれ、お葬式関係の話ばかりです。この父の従姉妹・従姉妹の母親である86歳の伯母は「仏様が知らせてくれたのね~。絶対、そういうのってあるのよねぇ~。仏様は大切にしないといけないわよ」と言っていました。
 
それにしても、亡くなった伯母は、おととし私の家の葬儀に来てくれた時は、しゃっきりしていて元気いっぱいだったのに、急に亡くなってしまった感があります。心臓肥大だったそうなので、もしかしたら1年くらいは養生していたのかもしれないのですが、とにかく遠い親戚なのでその辺はよく判らないのです。
 
父に伯母さんが亡くなった旨を報告すると、「皆逝っちゃうなぁ。そういう年なのかな」としみじみとしていました。
 
先日、再会した高校時代の友人が、「この頃、呼ばれるのは葬式ばっかりだよ」と言っていたけれど、私もそんな年になってしまったのかもしれません。もちろん、自分の年代ではなく、親の代理としての出席なのですけれど。
こうやって年をとって、代替わりしていくんだな、とつくづく思います。
そして、1日に母方の親戚の法要と、父方の親戚の葬儀関係の手当てと、2件の葬儀関係を処理して、沢山親戚の人に会って、あっちへいったりこっちへいったり、なんだかとっても疲れました。
 
その疲れがとれないような、ぐったりした一週間でした。精神的な疲れですかね。親戚酔いかしら。
さて、週末にゆっくり休んで、気分転換するつもりです。甘いお菓子でも食べて、ね。
 
 
♪写真は田舎の秋の風景。
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