ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

公務員組織の人事異動の不思議

暑い、暑すぎる・・・
 
暑さが厳しい一週間ですね。
この前の土日は予定があって二日ともお出かけ。そしたら、なんだかどっと疲れてしまって、疲れを引き摺ったまま今週に突入。そして、疲れが溜まったまま今月も終わるようです。
 
公務員の皆さんは、昨日ボーナス出ていましたね。いいな、いいな。私たち非正規職員はせっせと働いても何も出ませんからね。時給が高いならまだしも、はした金でこき使われていると言うのが本当のところです。
 
公務員組織というのは不思議ですね。私が働いている事業所では、人事異動が年2回、4月と7月にあります。本格的移動は7月。時々、10月とかにも微調整のような小規模の異動があります。そして、その異動たるやとんでもない代物で、まるで将棋のコマを動かしているような異動です。Aさんはこれが得意だからここへ置こうとか、この部署にはBさんはかかせないから動かせないとか、Cさんのキャリアパスだとこっちの方がよいのではとか、そんなことおかまいなしと言う感じで動かされます。もう少し物を考えて動かせよ、と言いたいくらい。一つの部に滞在する期間の短いこと。うっかりすると三ヶ月で異動の人もいます。毎年異動している人もいます。人事ですら、どんどん異動。その人たちが採用した職員のその後なんておかまいなし。プロになる人は極めて少なく、中途半端な職員ばかり。時々ひとつの部署にずっと居る方もいますが、それはまれです。
 
非正規職員の中には「バイトさん」と呼ばれるアルバイトで働いている方たちもいるのですが、この人たちの使われ方はひどすぎる。本人たちは働くつもりでいても、一月30日まで働けず28日までで1週間とか2週間休みにされてしまうのです。しかも、最初二ヶ月ということで来ていたら、「次の一月仕事がでたからやりますよね(やって当然)」と突然人事に打診され続けます。その後についてはまったく判らないと言われてしまい、さっぱり予定が立てられないのだそうです。
 
とにかく雑用が山の様に出る職場で、人手が足らず、アルバイトで来てくれる方たちは現場では本当にありがたい存在なんです。それなのに、その扱いはまったくひどいものです。私たち非正規職員は、まるで家奴隷、アルバイトの方たちは外奴隷のようです。
 
家奴隷は「風と共に去りぬ」に出てくる乳母のマミーとか給仕や料理番、家事一般をやる家の中担当の奴隷ですが、私たちもまったく同じようです。職員と同じ、あるいは同じような仕事をしているのに下級な人間のように扱われています。もちろん、そういう意識は若い職員ほどないようでフレンドリーだし、性格のいい職員の方もいますが、何か勘違いをしている悲しい職員も沢山。「風と共に去りぬ」の外奴隷は外で綿摘みをしていますが、この職場でも綿摘みのような仕事をしています。平たく言うと単純作業。でも、ずっとそれをやっている方たちで、驚くほど腕前が上がっていて、こちらで山の様に抱えてしまった書類の山もなんのそのでやっつけてしまいます。心強い助っ人なのに、心無い人事制度のせいでとても不安定な就業状況です。
 
さて、7月1日から人事異動で新しいチーム体制になるわけですが、私の所属するグループに来てくれていた2人のアルバイトの方は、契約が切れてしまいます。
で、そのうちの一人の方がご主人に「金曜日(7月1日)まで仕事だから」と言ったら、「えっ、木曜日(6月30日)でしょ」とご主人が訂正するのだそうです。そこで「金曜までだから」と言うと、またしても「30日は木曜だから木曜まででしょ」とご主人が怪訝そうな顔をするのだそうです。それで彼女「今までも職場について色々言ったけど、とにかく全てがおかしい所だから、仕事の最終日は金曜日だから」と思わず言ったそうです。それでも民間一筋のご主人は、なんだかよく判っていなかったようです。
 
彼女が言うとおり、「全てがおかしい所」なんですよ。なんかこのエピソードだけでも笑い話のようですが事実です。今までだって人手が足りないから2人に来ていただいていて、それでも回っていかなかったのに、7月からスパッと切られてしまい、仕事が回っていくとでも思っているのでしょうか。まったく物わ考えていない所業としか言い様がありません。
 
私の班でもベテランの方が一人異動してしまいます。引継ぎは忙しくてまったくできていないどころか、今抱えているのも終わらない、と嘆いていました。その方、時短で働いているのに、順調に帰れることはめったになく、いつもダダ働きの残業をしていましたよ。時短は残業してはいけないため、残業の申請もしないし、ゆえに残業代も付かないのです。それなのに人事のトップは自慢げに「時短の人は残業させられませんから」と言っていたけれど、実態をまったく知らないオバカさんなんですね。結構、時短でも残業している人はいるのに、人事は自分ではなにも確かめないのですね。
 
とまぁ、そんなことで、気分的にも落ち着かない月末を過ごしていて、気分的にお疲れモードです。ついでに今週末は日本一暑い熊谷の近くまで行くので、それもちよっと憂鬱ではあります。今週も、あと一日。職場の引越し(机やキャビネットの移動) も明日あるので落ち着かないけれど、頑張って乗り切りましょ。