ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

労働基準監督署に行って来ました

お天気がはっきりしない毎日ですね。
 
今日の私は働きましたよ。再就職活動の検索に水道橋と飯田橋に行きました。そして、離職理由の申し立ての件で、相談できる所はないかと、飯田橋ハローワークに行ってみました。
 
受付がないのでどこの階へ行けばいいのか分からなかったのですが、ハローワークの上の階に中央労働基準監督署というのが入っていて、「労働問題相談」と出ていたので、とりあえず行ってみました。
 
今回のご相談は、そこでよかったようで、担当に出てこられた相談員の方から色々とアドヴァイスを頂きました。そして、「本当は辞めてしまう前に来て欲しかったんですけどね」とのことでした。でも、その時は中々そんな知恵も湧かないもので、今、辞めてしまって送られてきた離職票の離職理由を見てびっくりしているのも、労働者としての私の認識が甘かったからなのです。どこか、世間というものを信じていたわけですが、今回のように雇い止めなのにも関わらず、本人の自己都合で処理されてしまうことで、雇用者側は不利益を被ってしまいます。
 
あの事業所は辞める際に「退職願い」なる書類が出来ていて、署名・押印・日にちを入れて人事に提出するようにとメールで用紙が送られてきます。誰もが書かされる書類です。その時は、もう早く辞めたくてとっとと処理してしまおうという感じで提出してしまったのですが、本来、期間満了で退職する場合は「退職願い」は提出する必要がないのだそうです。つまり、事業所としては何か言われた際に伝家の宝刀のように、その「退職願い」を出してくるという魂胆なわけです。「それ、出しちゃったのはまずかったですね。出す前に相談に来てくれれば、いくらでもアドヴァイスできたし、もっと有利でしたよ」と相談員の方。はぁ。
 
しかし、昨日のハローワークの担当者のお話では分からなかったことが発覚いたしました。もし私が申し立てをした場合は、私→川口ハローワーク飯田橋ハローワーク→事業所 というルートで事実確認というか、事業所の言い分の確認を取るそうです。そうすると、事業所は、申し立てに対して、「そんなのうちの言い分が正しい」と突っぱねるか、「あっ、間違って書いてましたので直します」といって受け入れるかということになるらしいのですが、
最終的に申し立ての内容を受け入れるか却下するかはハローワークの仕事なのだそうです。そして、申し立てを受け付けた川口は申し立てた側の内容を聞く役、申し立てられた事業所の管轄である飯田橋ハローワークが申し立てられた事業所の言い分を聞く役になるとのこと。
 
へぇ、昨日のハローワークの担当者の話だけではここまでは分かりませんでした。色々な所で話を聞いてみるものですね。
 
そして、このような例は現在沢山あるので、事が起こった時にすぐに相談してくださいとのことです。そうすると、事態が深刻で問題になりそうな場合は、人事なんて飛び越えてその事業所のトップの所に指導が入るのだとか。結構こういうことって知りませんよね。
 
その事業所では以前もパワハラがあって、それを告発したアルバイトの女性が結局辛い目にあっていました。職員間のパワハラが毎日彼女の目の前で繰り広げられていたので、人事にその旨を伝えたところ、人事からその課の上の方に注意勧告があったようで、「バカなバイトが余分なこと言いやがって」みたいなことになり、結局そのバイトの女性が今度はいじめられ、最後はひっそりと辞めてしまいました。その時、労働基準監督署のことを知っていたら、彼女ももっと違う結末だったかもしれません。
 
そして、俗に言う「見なし公務員の団体」であっても、そういう事業所は公務員ではなく、他の一般の企業と扱いは一緒ですから、ということでした。本人たちが、特別意識を持っているだけで、公務員ですらないわけです。
 
さて、私の件は、少しは私にいい風が吹くでしょうか。まだ、中に浮いているのですっきりとしないのですが。でも、情報は大切だなとつくづく思いました。労働者もただ、しっかり仕事をしているだけではダメな時代になってしまったのかもしれませんね。