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甘い生活を目指しています。

ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン 2012  オープニング・セレモニー

さぁ、お勤めの人、明日から待望のゴールデン・ウィークですね。
 
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今日は、8回目となる「ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン 2012」( 熱狂の日音楽祭2012 ) のオープニング・セレモニーが丸の内の丸ビルで行われるので、初めて行ってみました。
 
オープニング・セレモニーは18:00から。17:00には現地についてしまったので、開場になる前に列に並びました。前から5番目くらいでした。でも、他の用事を済ませてからまた来ることにしていったん列を抜けて、17:50位に行ってみると、あと2席あります、とのことで無事にお席を確保。
 
セレモニーが始まりました。ラジオ局の女性アナウンサーが司会でし
た。偉い方のお話などあり、今回のテーマ「サクル・リュス」( ロシアのイメージ 2
祭典 ) に因んで、なんとチュブラーシュカも登場。会場のあちこちの
人が写真を撮っていました。私の隣の50代のご夫婦の旦那さんはよっぽどチュブラーシュカが好きなのか、何枚も何枚も写真を撮っていました。
 
セレモニーの後、ロシア人ピアニストのイリーナ・メジェーエワさんによるオープニング記念コンサートがありました。
 
曲目は下記の通りです。
 
チャイコフスキー   舟歌 ( 「四季」 op.37bisより6月 )
ムソルグスキー    「展覧会の絵」より「プロムナード」&「こびと」
ラフマニノフ      プレリュード 嬰ハ短調 op.3-2「鐘」
スクリャービン      プレリュード イ短調 op.11-2
スクリャービン      プレリュード ヘ短調 op.17-5
プロコフィエフ     「束の間の幻影」 op.22より第3番・第10番・第14番
ルーリエ          「大気の形」より第1曲
メトネル             プリマヴェラ ( 春 ) op.39-3
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イリーナ・メジェーエワさんは細身の女性で、時に力強く鍵盤を叩く指は、どこにそんな力があるのだろうと思わせるほどです。
 
そして、聞いていると、つくづくロシアの作曲家の曲というのを知らないな、と思いました。クラシック音楽と一口で言っても実に幅が広く、せいぜい私が知っているのはモーツァルト以降のドイツを中心としたヨーロッパの作曲家の曲くらいだと気づかされました。ロシアや東欧の作曲家も有名どころは知っていても、それ以外は知らない状態です。このコンサートで演奏された曲を聴いて、つくづくロシアはヨーロッパとは違うのだな、ということ。今回取り上げられている作曲家が生きた時代というのも有るのかもしれませんが、なにやら今までの認識では済まなそうな曲の数々。繊細というか、神経を張り詰めているというか、ガラス細工のような音の雨に、いささか新鮮さを感じました。本当に、クラシック、いや音楽って奥が深いですね。
 
そして、知らなかった世界を少しずつ知っていくのは楽しいことこの上ありません。すでにチケットは購入しています。さぁ、今年も熱狂的なゴールデン・ウィークを過ごすことと致しましょう。