ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

「熱狂の日2012」が始まりました

「ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン2012」に丸の内の東京国際フォーラム行って来ました。
 
今日は、午前中ひどい雨降りで、外出するのも厭われましたが、グスグスしていても仕方ないので、出かけました。今日の分のチケットは取れなかったのですが、丸の内周辺の無料コンサートもあるし、展示会場のスタンプラリーもあるし、東京国際フォーラムのメイン会場は、お店も色々出ているし、もちろん無料コンサートもあるし、当日券も変えるかもしれないし、ということでフラフラと出かけました。
 
当日券が買えました。スタンプラリーをしていて、メイン会場に着いたのが17:00頃だったので、もうかなり限られていたものの、気分で購入。20:00からのコーラスです。
 
実は、別の合唱団と勘違いして購入してしまいました。男性コーラスだと思っていたら、混声だったのでまず、ビックリ。事前に歌詞が渡されたので、読んでいたものの、ロシア語の歌ってめったに聞かないし、どこを歌っているのかよく判らないまま進んでいきます。
 
男女混合で80人くらいいるでしょうか。アカペラです。後ろの方の席で、平らな会場に椅子が並んでいるので、よく見えなかったのですが、ソロのパートの人は前に出てきていたようです。数曲の後に気づきました。曲名は以下の通りです。
 
スヴィリドフ   A.トルストイの悲劇「皇帝フョードル・イヴァーノヴィチ」付随音楽による3つの合唱
               <祈り><聖なる愛><懺悔の詩>
スブィリドフ   ソログープの詩による混声合唱の為のカンタータ《祖国への讃歌》から
               <ロシアの心><広野の悲哀><降誕祭前夜>
ガヴリーリン  交響古劇《鐘の鳴る音》から <夕べの調べ><雪やこんこん、白い雪>
12人の盗賊 ( ロシア民謡 )
鈴の音は単調に鳴り響き ( ロシア民謡 )
バールィニャ ( 奥様小唄 ) ( ロシア民謡 )
 
総体的にロシアの広い大地をイメージしてしまうような曲です。何と言いましょうか、トルストイの「アンナ・カレーニナ」に出てくる、農耕の様子などをついつい思い描いてしまいました。
 
それにしても知っている曲が全く無く、全て初めて聞く曲。ロシアって、なんだか奥深いですね。
 
この合唱団、カペル・サンクトペテルブルクはなんと歴史が500年だそうです。アカペラというのも驚きでしたが、今テレビ・ドラマで流行のショークワイヤなんてものではなく、正統派の合唱スタイルです。ソロの男性、素晴らしい声でした。
 
事前に曲を知っていれば、きっともっと楽しかったと思います。ふと考えたところ、ロシアの曲ってあまり知らないかも。学校で習うのも「トロイカ」とか「カリンカ」とか「ステンカラージン」とかだけで、あきらかに知識不足でした。
 
それにしても、今回チケットを取りそびれたあげく、間違えて他の合唱団をきくことになった大元の「モスクワ大司教座合唱団」、余計気になります。