ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

熱狂の日 その他

熱狂の日」は有料のコンサート以外にも、沢山の無料コンサートがあります。出演者は主に音大の学生さんのようですが、その中でも有料公演の出演者が登場することもあります。
 
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さて、今年のGW後半、3日・4日と雨にたたられてしまったのですが、地上の無料コンサートの会場前を通りかかると、ピアノの熱演をしている姿をよく見かけました。有料公演の合間に通りかかったり、見に行ったりと、今年の無料コンサートは、あまりじっくり見られなかったのですが、ピアノ、多かったように思います。そして、熱演中。
 
途中から見たのですが、面白かったのは、5日に出たテレム・カルテットで、変わった楽器を抱えていました。バラライカらしいです。曲調は、東欧とかロシアとかの映画で結婚式とか宴会のシーンで流れるような、途切れ途切れの音の後にだんだん早くなっていくような曲で、何だかあぁ、映画で流れていたような曲だな、とおもいつつ、浮き浮きしてく
るものでした。
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5日に展示ホールでしっくり拝見したのはマトリョミンという楽器を演奏するグループの公演でした。マトリョミンって ? 私は初めて見ましたし、初めて演奏を聴きました。見た目はマトリョーシカで、その中にテルミンという楽器をコンパクトにして入れたものらしいのです。演奏者たちは黒のロングドレスの女性たちが大半で、その姿に何故か聴診器をかけているのです。なんだかよくわからないのですが、片手でマトリョミンを持って、片手をそのマトリョミンにかざして見えない弦を弾いているような手つきをして演奏しています。曲は誰でも知っているようなロシア民謡なのですが、その演奏姿の不思議なこと。何をしているのか、いくら見ていても分からないのです。後で調べたところ、マトリョミンってロシアの楽器ではなくて、メイド・イン・ジャパンだそうです。ますます不思議な楽器です。音色はテルミンみたいです。
 
エリアコンサートも11箇所で開催されていたので、あちこち行ってみました。4日の17:00頃丸ビルに行ってみたら、連弾でピアノを弾いていて、でもあまり長く弾くわけではなく、その脇でバレリーナらしき女性がなにやらピョコピョコやっていて、これはいったい ? と思ったものの何だか分からないので他に移動。今にして思うと、あれはリハーサルだったようです。
 
移動した先で、ヴァイオリンとピアノの演奏を聞きました。ヴァイオリンは今度パリに留学するお嬢さんで、ピアノのプロのピアニストであるお父様だそうです。なんか、いいですね。お嬢さんがMCもやって、たどたどしいながら一生懸命で、若いっていいなと思えるような進行でした。演奏は、流石に親子とでも言いましょうか、息もぴったりでした。
 
今回のエリアコンサートでじっくり聞いた感があるのは、これと翌日のウィーン少年合唱団くらいです。エリアコンサートも色々あって充実していて、それだけめぐっても結構楽しめたと思います。
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今年は、スタンプラリーに参加して、特製エコバッグを頂きました。いろいろショップでもオリジナル商品を売っていましたが、こうして頂くと喜びもひとしお。4日・5日と重宝致しました。
 
映画上映とかもあったのですが、時間が合わず見られず。色々な催しを色々な所で行っていて、誰が行っても楽しめる音楽祭だったと思います。あぁ、楽しかった。
 
 
地上の無料コンサート。ピアノ熱演中です。
  展示ホールに飾られた花で出来た火の鳥
  スタンプラリーでゲットしたエコバッグ。チャイコフスキーのダンス姿がキュートでしょ。