ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

土砂降りのお彼岸

お彼岸ですね。お墓参りをするべく、昨日より生家に帰っておりました。
 
それにしても、涼しくなりましたね、なんて呑気なこと言っていられない程の気温の変化。寒いです。今朝方、思わず掛け布団を追加しちゃいました。風邪ひいちゃいそうで心配だったので。
 
埼玉県北部では昨夜より雨でした。しかも、しとしとと降るというような雨ではなくて、バケツで水を撒いているような土砂降り。その音がすごくて、窓を開けて風を入れていたのですが、話をしていても声が聞こえないほど。
 
今朝も相変わらずすごい雨降りだったので、お墓参りはいったいいつ行けばよいのか、と悩みつつも、少し雨が少なくなった頃合いで出かけることにしました。今回は卒塔婆も立てないといけないし、墓地の維持費をお寺さんに納めなくてはいけないし、と色々やることがあり、行かないわけにはいかないのです。
 
お花は私の最寄駅近くの花屋さんで前日に何束か購入してあったものを、長さを調節して持参。お線香もライターも持ちました。卒塔婆も我が家の分を頂いてきて、水桶にお水も汲んで、さあ墓地へ。
 
既に誰かが来てくれていて、花入れにはすでにぎしぎしにお花が入っていました。でも、私たちもお花を持参しているので、その脇から入れられるものを入れました。既に入っているのとは違う種類を入れたものの、すごく派手な墓前になりました。お線香はがんばっても火がつかなくて、いいかげん試して諦めました。傘から、お線香置きに手を差し伸べるたびにびしょびしょに濡れてしまい、うんざり。お水も特に墓石にかけなくても、すでに雨でびしょぬれです。
 
かなりそそくさととりあえずお参りして帰ってきました。本当に土砂降りの墓参りは最低です。生きてる方が死んじゃいそうです。他にも来ていた人たちがいましたが、人数は少なかったです。本堂にずらっと並んでいる塔婆を各自持ってお墓に行くのですが、私たちが行ったお昼頃では、まだ来ていないお宅が多いようで、ずらっと塔婆が残っていました。明日で間に合う人は明日来るのかもしれません。
 
人が亡くなると、四十九日の法要まで、7日ごとに小さいサイズの塔婆をはずしていくというのがあって、母が亡くなった時、私は毎週お墓参りをしていたのですが、その時一度ひどい土砂降りの日があって、季節も3月だったので、今日より寒く、あの時もホント最低でした。
 
お墓参りというと、この頃いい思い出がありません。義務感でやっているからかもしれません。毎回、ちょっと多めに花を買いながら、「死んでからいくらお花を飾ってもらっても嬉しくないよな」と思います。生きている時にもっと花をあげるなり、一緒に出かけたり美味しいものを食べに行くなりすれば良かったなとつくづく思います。