ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

父の病の悪化

この土・日にお盆以来、父の面会に行きました。
 
土曜日はホームの納涼祭だったので、「おやっ ? 」とは思ったものの、イベントに参加するのに忙しく、また職員の方たちは準備に余念がなく、職員の方たちとあまりお話が出来なかったのです。
 
「おやっ ? 」と思ったのは、父の様子がここ1ヶ月でめっきり病状が進んでしまったようなのです。そして、たった2週間くらいで妙に年を取ってしまったように見えます。
 
土曜にチラッと職員の方に聞いた話では、父は最近ボーッとしていることが増えているとのこと。今までは、生活の各場面で、道具を渡せばきちんととどこおりなく出来たのに、このところ、その道具の使い方が分からないようで、渡されたまま何も出来ずにいるとのこと。
 
日曜日に訪問した時も、なんだか眠そうで、話し続けていないと寝入ってしまうのです。うつらうつらしていると職員の方が方を触って声をかけたりして起こしてくれるのですが、11:30頃に訪問したのに1時間くらい眠そうにしていました。
 
私たち家族が、このホームで一番信頼している職員の方に様子を伺うと、「最近何もしたくないようです」とのこと。無気力らしいのです。毎週土曜日に機能回復の訓練のために理学療法士の方たちが訪問するのですが、先日の土曜日は毎回やっているゲームを使った訓練がてんで出来ずに「今日は、調子が出ないみたいですね」と言われていたとか。職員の方たちも、今までに何人も突然症状が進んでしまう入居者の方を見てきて、いったいどうしてなのかが分からないのだそうです。
 
父のあまりの老けっぷりに、ちょっと怖くなりました。ここ数年は、父の症状が安定していたので、このホームでのんびりと安定して生活を送ってきました。それは父はもちろん、家族も安心してお任せしていました。もし、このまま父の症状が一気に悪化してしまうと、もっと症状が重くなってしまった人用の施設を探すことになります。そして、施設探しというのはタイミングもあり、空きが無いと入れないのです。まだ、当面は大丈夫だと思うのですが、心配です。私は、父はあと10年くらいはにこにこと安定して、今のホームで過ごせるのかなと思っていただけに、あまりに時期が早すぎるようで驚いています。
 
父が今のホームに入った時にいらした方たちで今でも残っているのは、もう1人になってしまいました。その女性も、今年になってからガタッと老けました。もっとも、その方だって既に85歳くらいなのですから、普通なのかもしれません。今年の納涼祭に姿が無いなと思っていたら、つい2週間前に、様態が悪化してしまった為、退所したという方がいて、その方も父より早くからホームにいた方でした。
 
加齢というのがあまりにも個人差があり、何歳だからこういう症状は当たり前、とは言えないので、父の様態についても何とも言えないのですが、1日でも長く、元気で楽しく過ごして欲しいと思っています。