今日は入院中の父のお見舞いに帰省しました。
15:35位に着いて、病室へ。またしても、父の部屋は父一人になっていて、あとの二人は退院したのか、別室に移ったのか。父のはおとなしく寝ていました。
ひとしきりおしゃべり。今日はやけに戦争中の事を口にします。「今は戦争が無いからずっといいな」「それでも割と恵まれていて、おじいさんが自転車で実家に行って、じゃが芋もらって来たりしたから、うちは良かった方なんだ」とか、「焼け野原に皆なっちゃって」とか言っていました。
首のところまで布団を被っているので、寒いのかも尋ねたら、「何と無く、寒い」と言うので、晩ご飯まで寝た方がいいので、一旦病院から出てきました。晩ご飯の頃にまた行くので、時間を潰しているところです。
「日の当たる暖かい所」「あまり欲張らない」「あとは雨風がしのげれば」と言っていて、なんだか父の遺言めいて、ちょっとドキドキしました。「日の当たる暖かい所」は物理的な意味と「自分の力を発揮出来る場所」と言う事らしいです。
なんか、いい事言うので、むしろ心配です。
