ウィーンに到着した翌日、早速、美術史美術館へ行った。
出発に際して、ガイドブックで色々調べてみると、ウィーンは見所満載の都市なのである。あそこも行こうここも行こうとチェックしてみると、どうにも時間が足り成そう。
今回の旅の目的は何と言っても、ブリューゲルのコレクションを見ることなので、真っ先に目的を達成することにした。
美術史美術館
美術史美術館はマリア・テレジアの像を間にはさんで自然史博物館と向かい合わせに建っている。大きな建物だが、見た目は地味。しかし、中に入ると、内装は豪華で、ハプスブルク家の誇る一大コレクションの数々が惜しげもなく展示されている。
入り口のホールから、とても豪華でおしゃれな空間で、思わず写真撮影をしている人が多い。フラッシュを焚かなければ写真撮影は可能。
ホール正面の白亜の階段を上がって2階へ。カフェを背にして右側がイタリア・スペイン・フランスの絵画、左側がネーデルランド・ドイツの絵画。
右側にはティツィアーノ、ヴェロネーゼ、ティントレット、マンティーニャ、ジョルジョーネ、パルミジャーノ、カラヴァッジョ、ベラスケス、ムリリョ、ラファエッロ、アルチンボルトなどなど。因みにアルチンボルトの作品は、2011年1月には貸し出し中なのか1枚も実物は見られず。
左側はルーベンス、ルーベンス、ルーベンス・・・とルーベンスづくし。ルーベンスでお腹いっぱいな気分のまま進むと、レンブラント、フェルメール、ファン・ダイク、ヨルダーンス、クラーナハ、デューラー、そして我らがブリューゲル、などなど。かなり見ごたえがある。
♪写真は上から美術史美術館の概観、内部。
ホールの天井と床。
天井も美しいけれど、床もおしゃれ。