ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

先に見学、老人施設ツアー

昨日、父の転院先もはっきりと決まり、とりあえず今後どうするかの方針も決まりました。

父は転院先の病院で嚥下指導を受け、自分の口から食べられる様になる事を目指します。自分の口から食べられる様になれば、今までお世話になっていたホームに戻れますが、もし、経管栄養とか喉に管を通すとかになると今までのホームには戻れなくなってしまいます。

もし、戻れなかった場合、どう言う施設があるのか、事前に見て、早めの予約が必要なら予約もして来ようと、今日は老人施設見学に回りました。

初めに行った施設は老人ホームの様なのですが、「本日は職員がいなくて、見学はできません」との事。パンフレットを頂きました。対応に出てくれた方は看護師さんで、「中をご案内できたら良かったのですが、本日移送もありまして、人手がなくご案内できません。平日でしたらいつでもいらして下さい」「ここはよく老人施設である幼稚園のお遊戯の様な事はしないので、各自それぞれがお好きに過ごしています」との事。必要の際は、後日見学しようと思います。

2軒目は、「あそこにもあるよね」と妹が言うので、老人ホームなのかグループホームなのか、分からないながら見に行きました。玄関前でウロウロしていたら、丁度職員の方々がやって来て、見学希望の旨をお伝えしたところ、すぐに見られました。ここは有料老人ホームとの事。食事をしたり、集まったらするスペースがとても広く、殆どの人は自分のお部屋で過ごしているようです。デイサービスが併設されていて、昼間はそちらに行く人が多いようです。

3軒目は、市内で多分最大手の老人施設で、通いのデイケアやリハビリ、グループホーム、特別養老施設、サービス付き高齢者住宅まで、入居する人の機能により色々な施設が集まっています。11年前に、回復期の後に父が病院から出る時に、ここは一度見た事があります。広い敷地にある施設を2つ見て、もっと機能が落ちてしまった時の為に、特別養老施設の長いウェイティングリストに名前を書いてきたのでした。幸い、10年以上もそこにお世話にならずに済んだのですが、その時より機能が落ちて次回退院した際に、お世話になるかもと見学に行き、とりあえず申し込みをしてきました。と、言っても55人が既に待っているので、まず、我が家がそこに入れる可能性はものすごく低いでしょう。でも、もし必要になった時のことを考えると、申し込みをしておけば、少しは安心です。

4軒目は、父がお世話になっているホームの近所にありまして、前日にネット検索し、各症状の人を広く受け入れているのに驚き、この機会に見ておこうと出かけました。ここは有料老人ホームとの事で、施設長が案内と説明をしてくれました。医療に力を入れているので、胃ろうや鼻からの経管栄養の人も受け入れているとの事。確かにスタッフの人数が多く、ラウンジは入居者皆んなが集まってわちゃわちゃしている雰囲気です。

 

4軒、駆け足で見学に回って、割と料金は良心的だと感じました。現在、父が月にかかる費用とそう変わらない感じです。3軒目の特別養老施設ははるかに費用がかかりません。

 

今回、父のお世話になっているホームに寄る用事があったので、その近くを回りました。最後にいつものホームに寄ると、職員さんも入居者の方も暖かいお声がけをして下さいました。入居者の方が、「早く帰ってきてね」と言っていました。

最後の最後に父の入院先に寄り、ホームの人たちが待っている旨を伝えると、父も嬉しそうにしていました。

見学した先に行かなくて済めば良いです。そこは父の仕上がり次第なのでどうなるか分からないのですが、どちらかと言うと父には老人ホームや特別養老施設は向いてないようで、皆んなで和気藹々と出来るくらいの規模の所がいいなと思いました。