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最近の裁判の判決に疑問

最近の裁判で出た判決は、なにやらこの国の司法がおかしいことを物語っている様な気がします。

 

今年の6月に起きた元農水次官長男殺害事件は、判決6年の実刑が求刑されました。しかし、次々と明かされる事件の真相を知る都度、あれは度重なる日々の暴力に対する正当防衛なのでは、と思わずにはおれません。更に、あの殺害された息子を野放しにしておいたら、全く関係のない第三者を「誰でも良かった」とか「むしゃくしゃしてやった」とかで何人も殺害していそう。そう考えると、犯行を未然に防止したとも考えられます。この事件は、犯人であるお父さんがあまりにも気の毒すぎます。妻もうつ状態、娘は随分前に自殺、と殺害された息子がいなければ、この家族はもっと普通の生活をおくる幸せな家族だったでしょう。自分の息子を殺害したという辛さや悲しさもあるでしょうし、自分や妻がいつその息子に殺害されるかという恐怖もあったでしょう。執行猶予がつくなり、正当防衛で無罪にしてもいいように思います。

 

新幹線殺傷事件の被告は無期判決に万歳三唱したそうな。元々、無期懲役になりたかったのだとか。3人殺害すると死刑になるので2人までにしておいた、って、随分ヒトを喰った物言い。彼は更生することなどないだろう。無期懲役にしておく必要を感じない上、犯罪者の希望通りにしてやるのはおかしい。死刑を求刑してもいい。また、この被告の父親なる人のインタビューを見て、随分と無責任な父親だった事がわかる。この家庭は機能していなかったのでは。こんな事件を引き起こした原因の一因に家庭環境があったのだろうな、とは思うが、被告はすでに成人なので、いつまでも家庭環境や親のせいにしていても仕方がない。全く関係ないのにたまたま新幹線に乗り合わせて殺害された方が気の毒すぎます。

 

2015年に起こった熊谷六人連続殺人事件のペルー人の被告に対して、この12月、第一審の死刑判決から無期懲役に。何のために無期懲役になったのか?子供2人を含む男女6人、しかも全く見ず知らずの人を6人も殺しておいて、無期懲役って、おかしいでしょう。ペルー人だろうが、精神鑑定がどうだろうが、死刑判決が妥当。こんな奴に温情なんぞかける必要はありません。この被告は、一体何しに日本へ来たのか?殺人事件を起こすために来たのか?日本に行けば未来は明るいとでも思っていたのか?どんどん他の国から日本に外国人がやってくるが、何を考えてやってくるのか?どこに居ても自分が努力しない限り物事はうまくいかない、努力してもうまくいかない場合が多いと心しないと、と思います。日本という国は日本で生まれた日本人ですら、安楽には生きられない国なんですから。

 

最近ニュースで見聞きして、納得のいかない判決が多く、日本の司法に疑問を感じます。時代に合っていない気もします。どんどん複雑になる時代に合った判決を期待したいです。