今日はお勤め先のエンドユーザーさんの田んぼに納品があるので見学兼取材に行きました。
私の勤めている会社では農業資材を扱っていまして、九州では結構売れているのですが、関東のお客様が少ないのです。九州の営業さんが担当している代理店さんが、本日の企業様へ毎年納品しているとかで、「年に1度なので行った方がいい」と言われ、スケジュールを調整して伺いました。
その田んぼは駅から徒歩で約20分。ちょっと迷子になりながら辿り着いた時には、ちょうど土壌改良剤を撒き始めたところでした。
皆さまにご挨拶して、写真を撮らせていただきました。
本日参加は会長さんとそのお兄様、社員の若手男性、ボランティアの年配の女性2人でした。
その企業様は社員教育の一環として農業を行なっているのだとか。4月には新入社員は全員参加、その他有志とその家族も来てよい田植えがあるのだそうです。
本日の作業は田んぼに水を張る前の土作りの部分です。土地改良剤を撒いて、耕運機で土と混ぜ込んでいきます。この土地改良剤は有機素材で出来ているため、早速カラスが狙っていました。
「畑もあるけど、みます？」と言われ、「ハイ」と答えたところ、車に乗ってかなりの距離を移動しました。着いた畑は綺麗に整地され、すでに何かが撒かれている整然と整った畑でした。その畑では、色々な野菜を育てていて、ビニールハウスの中にはレタスがズラリと出来ていて、収穫を待たれています。
ここではひたすら野菜を収穫。自分が持ち帰る分を収穫しました。まず、レタスをいただき、ハウスの隣でまだ若い玉ねぎ、ちょうど良い頃のブロッコリー、長葱、奥の畑でキャベツをいただきました。こんなに頂いちゃって、本当に有難い。
そうこうしているうちに、お昼ご飯にすることになりました。納品に行った代理店さんが昨日訪ねた深谷の農家さんから本日のお弁当を預かって来ました、と箱を開けると中から続々と食べ物が出てきました。お赤飯、おはぎ3種類(粒あん、きな粉、胡麻) 、野菜の天ぷら、花豆の甘煮、八頭の煮たの、牛蒡の天ぷら、キビナゴの煮たの、菜の花の辛子和え、糠漬け(大根、蕪、人参、きゅうり、青菜) と色々。更に会長さんがコンビニでおにぎりやパンを買い出してきまして、7人では食べきれない程でした。差し入れてくれた農家さんのお料理を美味しくいただきました。おばさまたちには特に漬物が人気でした。
その後、2つ目の畑に行きました。そこには小松菜、ほうれん草、青梗菜、人参などが植えてあるのですが、おばさまたちは大喜びで収穫しまくっていました。私はこの後会社にかえるので、これ以上は持てない為、葉物野菜は辞退。あとで人参を1本いただきました。
この企業様の本社へ戻り、そこで解散となりました。駅に近いので助かります。
今日は仕事に行ったんだか野菜を貰いに行ったんだか分からないような日となりましたが、実際、行ってみないと分からない事ってあるなと、つくづく感じました。
ちょっと肌寒い日でしたが、良い一日となりました。見学させてくださった企業様に感謝致します。
働いていると、たまには、こういう日もあっていいですね。
