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オリンピック フィギュアスケート男子シングル フリー

天気予報通り雪。日中はほとんど雨でしたが、夕方から雪になりました。雪に弱い首都圏、電車が動いているうちに帰った方がいい、とのことでいつもより約1時間も早く帰宅する事になりました。

 

帰宅して、延々録画したオリンピック男子フィギュアスケート、フリーを見ました。何せフリー出場者全員を見たので時間がかかりましたが、見たいのはクアッドアクセルを史上初で飛ぶとの噂が持ちきり、しかもSPで不運にも氷上に出来た穴にハマってしまい8位からのフリーという羽生選手、本人の過去最高難度の技で構成されたプログラムを演じる宇野昌磨選手、初めてのオリンピックでSP2位につけている鍵山優真選手、それと世界王者のネイサン・チェン選手の4強といつも優美な世界観の演技が素敵なジェイソン・ブラウン選手くらいが私の注目選手です。

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延々見て、いつもだとこんなに早く羽生選手は出てこないのだけど、第3グループで出場、残念ながら注目のクワッドアクセルは失敗でしたが、それ以外の演技は素晴らしく、あっという間に暫定1位に。クワッドアクセルの失敗より、SPの不運がくれぐれも悔やまれます。

最終滑走の第4グループは優勝候補が最後に3名続けざまに登場し、SPの得点通りにメダルを受賞しました。

ネイサン・チェンの金メダルは予想ができていたものの、鍵山優真選手の銀メダルには驚き、そして宇野昌磨選手の銅メダルも快挙だと感じました。鍵山選手も宇野選手も、私としてはSPの方が素晴らしいと感じています。鍵山選手の鮮烈な世界デビュー感、宇野選手のツキの様なものを感じました。宇野選手も一時期はどん底まで落ちたもののよくぞ立て直して、オリンピック出場。メダルまで獲るとは、名より実を取るタイプなのか。ともあれ、日本勢が2、3、4位というのは素晴らしい。因みに羽生選手が所属しているブライアン・オーサー コーチ率いるクリケットクラブ所属の選手は羽生選手の4位を筆頭に、5位に韓国のチャ・ジュンファン選手、6位にアメリカのジェイソン・ブラウン選手と、こちらも素晴らしい成績です。

メダルは獲れなかったものの、羽生選手のクアッドアクセルは大会初の「クワッドアクセルでの転倒」と言う位置付けとなり、クワッドアクセルという技が認定されたのだそうです。ある野球選手の名言ですが、『記録より記憶に残る』というところでしょうか。メダルが獲れれば、それはそれで素晴らしいですが、すでに頂点まで上り詰めた羽生選手が更に新しい技に挑戦する姿勢は、メダル獲得より素晴らしいものがあったかもしれません。フィギュアスケートの歴史に彼が残した奇跡は、誰も忘れないでしょう。

 

見所満載、話題満載の男子フィギュアスケートでした。見ていて本当に楽しかったです。新型コロナの影響か、羽生選手登場の際の黄色いプーさんの山が見られなかったのは寂しいです。

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