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浜離宮恩賜公園の観月イベントで船上雅楽を見る

本日は栗名月を愛でる「浜離宮でお月見散歩」に参加するため、JR新橋駅から徒歩20分くらいの所にある浜離宮恩賜公園へ行きました。

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このイベント、10月5日から10日までなのですが、本日は船上雅楽なる催しがあるので、本日行くことにしました。しかも栗名月と呼ばれる十三夜は今年は本日ですので、月見も勿論楽しみです。先日、向島百花園のお月見イベントに行き、こちらのイベントも知り、さらにスタンプラリーをやっていたので、せっかくなら記念品を頂きたいとも思っていました。スタンプラリーは十五夜の「芋名月」は向島百花園でウサギが芋を持っているスタンプを押し、「栗名月」で浜離宮でウサギが栗を持っているスタンプを押すと言うものです。

入口ですぐにスタンプを押し、記念品を頂きました。A5サイズで表に月の満ち欠け、裏に今回のイベントのウサギがあしらわれたクリアファイルです。


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さてさて、実は浜離宮に行くのは初めて。なんとか辿り着きました。そしてその広大さに驚きました。前回行った向島百花園が住宅街にあるコンパクトな植物園と言った風情だったのに対して、こちらは「浜離宮」の名前からも分かる通り徳川将軍家や皇室の離宮として使われていた庭園だそうです。

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広々として風通しが良いのとかなり大きな池、すぐそばが海と言うことで、そちらから水を引き入れて造られた潮入の池が特徴の様です。松が多く、花より松!な感じです。何か花は咲いていないのか公園内を進んで行くと、「お花畑」と言うのがありまして、コスモスが一面に咲いていました。ちょっと季節的に遅かった感はありますが、とりあえず花がありました。その先の「ボタン」は季節外れで立ち枯れた姿の物が並んでいました。


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水上バス乗り場まで進んで曲がり、東京湾を左にして進みます。東京湾には船が何艘も見えました。今回の目玉である「船上雅楽」がどの辺りで行われるのか分からないながら、とりあえず「潮入の池」へ。楽士が乗るであろう船が中島の御茶屋へ向かう橋のたもとにあったので、多分この辺りかと見当をつけ、中島の御茶屋で何か食べたいね、と向かったものの、物凄い行列で店内に入れる前にイベントが始まりそうです。着た橋を戻り約1時間待機していると、橋のたもとの船に白い平安時代の様なお衣装の人が現れました。あの人が楽士なのか?あと2人はどこに?と、思っていたら、櫂の状態をチェックし始め、どうやら船頭役の方らしいです。

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17:35頃には月が上がりました。ビルの向こうから顔を出した月はピカピカと輝いていましたが、すぐに雲に隠れてしまい朧月状態に。さらに黒雲に覆われる期間もあり、色々な明るさになりました。

イベントスタートの18:00近くになり、どこかから笛の音が聞こえて着ました。それがどんどん近づいて着ます。橋を御茶屋方向から行列が通りまして、それが楽士の一団です。楽団は特殊な衣装を着けていました。平安風なのか、その時代の渡来人風なのか、独特で雅ではあります。船に乗り込み出発です。笛、笙、あと一つの楽器が分からないのですが、雅楽の演奏が始まりました。


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船は潮入の池を進んで松の御茶屋の前辺りまで行き、方向転換して戻ってきました。目の前を横切る船、まさにシャッターチャンスなのですが、残念ながらバッテリー切れで本日のお目当は1枚も撮影できませんでした。あ〜、残念。でも、雅な催しを堪能いたしました。

疲れたけれど楽しめました。お月見イベントに2つ行った年は初めて。月を愛でる年になったといえことでしょうか。ま、なんでも楽しんだ者勝ちです。良い季節のイベントでした。

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